とても熱い夏の日の事。家の竈に、火を付け、シチューでも作ろうと思って、手持ち鍋を見ると、薄く水が入っており、金魚が一匹泳いでいました。

子供が、近くの池でも、潜って、捕まえて来たのかなあと思い、そのままシチューを作りました。

夜、シチューを温め直して、夜食、夜御飯にしようと思い、暗闇の中、シチューの手持ち鍋に火を付けると、何か生臭い物が焼ける感じ。焦げつく感じもしたので、急いで、電灯の明かりを付け、眺めると、焦げた金魚が、プカプカ浮いています。

側で、夜食、夜御飯をもらおうと水飲み場に来た次男が、又又泣いています。

ヒックヒック泣きながら、昼間、近所の池で、採った金魚だと言います。

「一生懸命採って来た金魚なんだ。僕が。」

と、次男は、泣き続け、お姑さんも入ってきて大騒ぎ。

結局、次の日、皆で、近くのその池に行き、次男が又金魚を採るのを眺め、問題は解決しました。

「しまったあ。」と思う夏の思い出です。


「その焦げた金魚どおしたんですか。?」

と誰かに聞かれた事があるのですが、そのまま放置置いといたら、夜中、夫が、夜酒飲みに来て、やはり分からず、酒の肴に食べてしまったと言う事です。



金魚の霊よ、さようなら。

真夏の怪綺談です。



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毎年の夏に思うこと

 

 

 

 

 

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