ポルノグラフティ。
『アゲ蝶』『アポロ』『サウダージ』
と名曲が多い。
今頭から離れないのは
『解放区』。
ポルノグラフティの新曲で
タクワン干しているときも
おこうこ浸けているときも頭から離れない。
最近は『シスター』がいい。
暁の海の浜辺で教会の朝靄の祈りの中で共に祈る悲しき美しきシスターなぞがいるのだろうか?
という究極のメディウスの輪に突き詰められた
アルキメデスのように
切ない。
自転車で近くのスーパーへ、買い出しにいくときも古いメトロノームのように回っている。
私や自転車が回っているのではない。
地球が回っているのだ。
春の儚なき子午線のように。
郷ひろみさんのように、
「共に踊ろう」と投げかけられているわけではないのだが、沢田研二さんのように
「一緒にワルツ」と誘われているわけではないのだが、
深く寂しい何かが春のひねもす終日
春の雲のようにもったりともったりと
春の海のような
陽炎眩しい春の空を流れている。
そんな感じ。
今のところポルノグラフティは春の春菊のように旬で
清いが春の曙のように
ずっと何処か遠くの春の頂きに翳っていて欲しい。
春のポルノグラフティ。
ポルノグラフティは広島県因島出身だそうですが、
『アビは鳴く』
は名曲です。
ポルノグラフティの中でも好きな曲です。
朝靄の中でポルノグラフティを聞き
朝霧の眩しい春の霞みの中で
牛糞を作り
ポルノグラフティを聞き
春高楼の立ち篭める田畑で
啓蟄の牛糞を燻し
ポルノグラフティを連続再生にし
夜の霞み棚引く藁の寝床で
葱を囓って朧月を拝み
雨水の春の霞みが湿って翳って春の朧月になるのを楽しみ
平安時代の『光る君』のように、草木を愛でて過ごす春日は雅びかな、と。
夏は、そのままB's に移行し
頭の中は「ファッションfashion」です。
モンゴルのゲル群
今なら日本の茅葺き家という感じか。