宮崎駿監督のアニメ作品があります
思い出ポロポロ、昭和のレトロな雰囲気が好きです
隣りのトトロは、コロポックルのお友達で、雨の日に
アカシアの白い花の茂る沼の草薮からニンマリと
大きなお腹で出てきそうです
思い出のマーニーは、海の陽炎のようにもう一つの自分がいたらどうしようかと考えてしまいます
遠い昔陽炎のように居なくなった自分、
蚊取り線香の煙を追いかけるように
儚い夏の夢です
風立ちぬは、友達の彼女が、友達がゼロ戦で飛び立つ日に、病気で亡くなる儚い話しです
もし友達が、ゼロ戦で帰らぬ人になったら
美しい儚い病気の友達の彼女は、自分が面倒をみる
親にも病気の身体の弱い嫁を紹介し、再再婚、断られないように、裏工作をしないと
美しく儚く夢物語
友達の顔を見る度に
逡巡する心、友達と友達の結核で血を吐いている嫁と
ゼロ戦の中で死んでいく友達親友の死顔と・・・
ゼロ戦でまだ戻ってきてる友達戦士兵隊さんはいない
明るく過ごす友達と彼女と僕
終戦記間近の儚い恋物語、夢物語
結局友達はゼロ戦で死に、その訃報を待つことなく
友達の美しい嫁も結核で死に
結局彼は、親友と美しい親友の彼女と
何か切ない幻を一気に、一度に失くしたのです、一度に、
敗戦のせいでしょうか、日本の貴族制度のせいでしょうか
敗戦で日本の貴族、はゼロ戦特攻隊
は、必ず出陣のとき嫁を貰う
日本の貴族の風習です
風立ちぬ
風と共に立って逝ったのは誰だったのでしょうか
敗戦間近の日本の話しです
思い出のマーニー
は、お化け屋敷に取り残され亡くなった
50年前の自分が、50年後の自分を救う話しで、
50年前の自分は病弱で、一日ベッドに潜り込み二度と殆ど出られない、部屋に大きな一つの鏡があり、
それは一つの大きな不思議な鏡であり
通路にも不思議な鏡があり
50年後の自分が映っており
お手伝いさんに隠れ、50年後の自分が喘息に罹っていると知ると救い出す話し
鏡の中のからの誘導なので
マーニーは、非現実的に描かれており
お化け屋敷を去るとき
日誌を又新しいマーニー家族が来て住み
マーニーの日記帳を発見し、
次のマーニーに渡す
新しいマーニーは今度は、どんな病気になるのだろう
そして新しいマーニーの前のマーニーは
どのように新しいマーニーを救うのだろう
今度は日記帳で
ゲシュタポの犯罪はそれ程ひどいのだろか？
人生は繰り返される
そうして「自分を救えるのは自分しかいない」
というのを考えられる作品である
「自分を知るのは自分である」
古代ストイック哲学ゼノンが考えさせられる作品である
また厭世哲学ニーチェ、サルトル
ショーペンハウアー
マーニーが出て来るほど、マーニーが増えるほど
どんどん意固地に頑なに、惨めに考えさせられるシナリオ展開である
ただ萎めば萎むほど、人生は明るい
萎み枯れてやがてまた花開いて
明るい話しである
萎み枯れていく人生に語りかけるとしたら
それは
厭世哲学ショーペンハウアーである
人生は厭ふほど楽しめる
ハウルの動く城は
50年前に亡くなった恋人が、50年後の自分の恋人を救う話し
50年は戦争もあり
荒れ果てた城もあり
恋人はとっくに亡くなっているけれど
亡くなる前に
恋人の姿を想い
恋人が羅漢に襲われ泣き叫ぶのを
見て自害してしまう
自害の前に血を流した分だけ未来が見えると魔女ルシクと取り引きをし、未来の恋人カチューシャと付き合う
魔女にお願いをして老婆に身をかえて
魔女は、姿をかえると血の寿命が短くなるというが
敢えてお願いし
付き合う
血の寿命は短かく、8時間
カチューシャに死の時の意味を教え
羅漢に襲われた時
どんな気持ちか聞き
納得して亡くなる
血で血を洗う騎士道精神
その、血を受け継ぐ者侯爵
侯爵は、亡くなる数日前
侯爵の手袋を娘カチューシャに渡した
伯爵なら伯爵の靴下
伯爵なら、自害などせぬものを
同時に思いため息をつき
自分の子供を宿しているカチューシャに思いを寄せ
自分の数日後にくる悲劇の運命に嘆いた
侯爵の手袋は子供の認知ゼロ
黒の乙女
黒の認知は乙女の嘆き、黒の死を意味する
伯爵の手袋は
白認知
栄えて結婚
白婚
伯爵の嫁は白いガーター編みのガーダーに身を包み
白い花を頭に飾り
白いウェディングドレスを着
白い伯爵から贈られた手袋を身に着け
カトリックなら王
プロテッタントならローマ法王に
宣誓する
伯爵の前で真の子供であると
第二章
新しいハウルは
恋人のことを忘れている
新しい恋人カチューシャをみて
心は動かされるが
過去の忌々しい記憶に苛まれ
怖気づき動けない
魔女ルシエルに頼み、老婆に身を変え
新しい生まれ変わりの恋人と付き合う
新しい恋人の生まれ変わりの前の、恋人は
前の時代羅漢に襲われ自害したと聞き
自分の前の時代自分が自害した時間と
同じ頃恋人も自害したと知り
呻く絶望
恋人から渡された白菊のハンカチが
前の時代に曇ってないのを確かめ
また新しく自害しようかと想う
しかし新しい恋人と老婆の姿で付き合い
騎士道精神に納得がいき
、改めて
魔女ルシエルに頼み自害する
50年前に
新しい恋人は恋人の自害を知り
家に置いてあった白菊の衣を確かめ
汚れがないことを確かめ
騎士道精神の恋人と知り合った城に行くが
既になく
恋人と、戯れた楡の花咲く丘もなく
全てが消え去り
恋人から貰った白菊の衣のみが残り
魔女ルシエルから
清算OKの
領収書が届く
そしてそれも、ハウルの風のように消えていく
昔の騎士道は難しく
何度も確かめが入り
時には魔女の手をかりても
人は死にますが希望は途絶えることはない
そういうことを言いたいのです
騎士道精神の公爵、伯爵は
そういう道を辿ります
白いおしるしをノコシテ
子爵の用
子爵は転生輪廻を司り
自分の前生まれた故郷に戻ります
そしてそこで死ぬことが多いです
子爵の亡くなった所は青い花が咲き
子爵の生前の履歴を青い空に残します
火垂るの墓
ゲド戦記
君達はどう生きるか
