河童ガ淵
お化け屋敷山があります。
伝承の村では語り部が、
囲炉裡を囲んで夜通し話しをしてくれ、
狸汁や隣り村から拾ってきたキリタンポ
を懇意になれば食べさせてくれて、話しを聞いた後は雪道を追い分け灯籠を灯しながら帰ります。
遠野の食べ物て有名なのは、
岩手の椀子蕎麦を捩ったわんこ鍋、
河童も食べたという
河童煎餅、
切り餅を崩して食べる切り煎餅。
正月7日には7日粥7日賀湯の、代わりに
正月お雑煮あんころ餅
小豆餅
を食べます。
「まるで平家落人の食べ物だ。」
と伯父さんは言います。
平家落人では、身分公家を、隠すために
正月七草粥の代わりに小豆餅を食べたそうです。
小豆粥は平家直行の平家落人落人谷
平清盛神社に百代伝わっております。
そのように考えると、小瀬遠野は平家落人の里禁断の里と言えるでしょう
消防団隊員が発達したのも平家落人の里で
何でも
ゼロ将軍源氏に見つかり
自ら家に放火して、次の里に逃げのびるためだといいます。
遠野へ行く時は行灯灯籠を燈して行くように、
祖父伝来の宮家遺言だそうです。
蝋燭の減りで、本人の寿命が、分かるそうです。
遠野道
もし行灯が、消えたら、寿命は其処まで
河童になるしかないのです。
遠野から、帰ったら煎餅を食べるように
河童ガ淵の河童を背負って持ち帰ってないか調べるそうです。
河童ガ淵の河童はゼロ将軍
源氏のため
平家落人に相応しくない。
河童は、河童ガ淵へ
しかし日本全土河童ガ淵はあり
平家落人伝説はあり
遠野平家落人の里から帰る度に
煎餅を食べる
そのために日本全国煎餅屋さん
はあります。
煎餅は二ノ宮の象徴です。
宜しく
煎餅は源氏の里で、売られており
源氏煎餅とも言います。
源氏煎餅に餡こが付いた源氏平家煎餅は
北海道に、置いてあり
源平合戦の、源義経親子弁慶煎餅は
勝戦の後亡くなった義経弁慶の涙味が、するといいます。
少し北海道で、食べてみましたが
少ししょっぱく塩味で美味しかったです。
日本のお菓子は煎餅も羊羹も饅頭も
お団子も全て塩味だそうです。
全て塩が入っているそうです。
西洋のお菓子は、塩は、入れず砂糖バター粉チーズだそうです。
塩はシチューに入れるそうです。
どうりでツベルクリン反応が生まれた訳です。
西洋の塩は、黴ないようにだそうです。
ロシアのボリショイサーカス副副
の花形ロープ乗りの伯母さんが言っていました。
日本は、塩は、黴るのに
豆腐に塩で黴て麹
日本の伝統的な甘みです。
西洋の甘みは楓樹脂
メープルシロップ
ドイツはワインに、メープルシロップを入れシチューに投入、甘みが出ます。
メープルシロップは西洋の甘みというのは
ロシアの常識だそうです。
泉鏡花の「河童ガ淵」の話し
泉鏡花の「遠野にて」に
『追い分け山の雲を追い駆けて
安達太良の奥の細道
霞に隠ゆ河童ガ淵に親を置いてきた。』
という夢の話しを新婚の君に話したところ
白い項に、花魁の白い化粧粉をはたき
花魁癖が抜けない家内は
白く嫋やかな手に芥子を遊び(たおやか)
『オーホーホホホー』
と三日月眉を高くして笑った。
何となく怖くなり
友人の堀辰夫に
『家内が何か有ったら面倒見てくれないか。』と
筆を走らせ・・・
とあり泉鏡花の家内の花魁と
遠野の河童ガ淵の怖さが合い重なって
夜も怖くて眠れなかったという若い時の
恐怖を思い出しました。
遠野の昔物語は、奥が深く文筆家の好機の執筆の対象になっています。
また遠野の河童やオバケは
日本童話の古典になっており
興味が尽きません。
