江戸時代の有名な俳人に松尾芭蕉がいます。奥州を旅して綴った『奥の細道』等代表的な俳句は現代でも人を魅了します。
閑さや岩にしみ入る蝉の声
五月雨を集めて早し最上川
松島やああ松島や松島や
夏草や兵どもが夢の跡
等奥州を巡って読んだ俳句は短歌の下部だとも言われていますが、全て旅情があり山寺や松島等松尾芭蕉が読んだ景勝地へ何度も訪れたくなりたす。
また小林一茶がいます。
痩蛙負けるな一茶ここにあり
大名を馬から下ろす桜かな
痩蛙そこのけそこのけお馬が通る
さらに蕪村、華麗なる江戸文化を17文字で綴りました
名月を取ってくれろと泣く子かな
春の海終日のたりのたりかな
菜の花や月は東に日は西に
小林一茶