アーサー王は6世紀頃グレイトブリテンを征服した王で伝説上の人物とされている。
当時グレイトブリテンは偉大な王、諸国統一の王を出すのに村を焼き払い残った一族のみその権利を与え、諸国を統一していった。

アーサー王もその一人で、元服の時には一頭の馬と一人の羊飼いのみで村を出た。天涯孤独の王である。

旅の途中で伝説の宝剣と共に戦う従者円卓の騎士団を従え、諸国列王伝にのし上がっていく。

グレイトブリテンのあらゆる場所スコットランドアイルランドは、アーサー王の戦場であった。

円卓の騎士団は諸国統一のあとキャメロット城で、中世の12使徒を捩って創られたという。

アーサー王の隣の席は、魔女マーレイの呪いで、イスカリオテのユダの席とされ、そこに座る者は椅子が、悲鳴を上げ裏切り者が分かるという。

ある日王妃が座り、翌日湖に投げ込まれ、数日後
義息との一騎打ちでアーサー王も倒れる。

王妃は円卓の騎士団の一人と不義密通していた。征服した城の王妃、つまりアーサー王とは再婚だった。



アーサー王の伝説はイングランド、スコットランド各地に残っておりその地を征服すると、伝説上の騎士になれると評判だ。

今でもイングランドの王位継承権を持つとまず訪れるのがアーサー王の歴戦地である。

伝説の騎士は今でも脈々と現代の王家に足跡を残している。