本、簡単な軽い本。本が無いと居ても立っても居られず、軽い本中毒。駅の売店でも、予定通りの電車が来る間、ノベル、簡単な単行本を買い待ちます。持ち合わせの本が無い時は。来た電車に乗って向かう駅に行く間、買った本を広げる時もありますが、何もせず、渾然と窓の外を流れる景色を見て
持ってきたショールに先程の本を載せ、カタカタと揺れる電車の音を噛み締めるように本を抱く、流れる景色を抱く。プラトンやアリストテレス、ソクラテス、昔の偉人も電車に乗って、手摺りに捕まって不思議な未知の景色を眺めながら、哲学してたのだろうか?摩訶不思議なデジャブ。予定の駅に着くとまず本を確かめ、バッグを確かめ、風景を確かめ降りていく。予定通りの行動に本は必需品です。
最近は夏目漱石「坊っちゃん」「十二夜」。不思議な予感に導かれ知らない宇宙を異次元旅行というのでは無く、芥川龍之介「羅生門」志賀直哉「城の崎にて」
色々な風景に導かれて色々な本に導かれ、色々な電車に乗り知らない路線を訪ね、知らない空と風情を旅する、コロナ禍後の仕事です。旅鴉。なんてね、
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