サンディアゴ巡礼の旅。ラ・カミーノ。聖ヤコブのお墓を訪ねる旅で、スペインの北西に位置する世界三大巡礼地の一つ。三大巡礼地はエルサレム、ローマ、サンディアゴコンポステーラ
。巡礼者は、思い思いに、ピレネー山脈を超え
、1000キロに渡る巡礼路を踏破する。首に帆立の貝殻をぶら下げ、杖を持ちある者は徒歩である者は自転車で。またある者は車椅子で。私達は、そのほんの一部を観光バスで。長い長い道のり、何を思い、何を祈り歩くのであろうか。。重いリュックを背負い、ある荷物のリュックは、20キロにも達するという。境界の無い青空の長い長い
麦畑を抜け、真っ直ぐに続く白い道。夜は満天の星空、道だけが一筋白く煌めくという。ラ・カミーノ。サンディアゴコンポステーラ大聖堂聖ヤコブとお弟子さんのお墓迄、私達は魂と魂の家族の信仰を運ぶ。サンディアゴコンポステーラ大聖堂に着いたら、旅の巡礼証明書を貰い、未開の地で新たな信仰をスタートさせるのであろうか？巡礼証明書は徒歩100キロ、自転車200キロラスト踏破した巡礼者にのみ、発行される。
黄金の麦が燃え盛る秋、１０月に考える。スペインの秋、１０月は、黄金の麦色、サンディアゴコンポステーラ大聖堂色である。スペインとまではいかなくても近所の平将門神社にでも詣でようか。
