大滝詠一さんの「さらばシベリア鉄道」

あなたがあの歌を口ずさむシベリアの大地に来たのよ


シベリアの大地に来たのよ
見渡す限り氷の荒野で枯れた枯れ木とウラン山脈の岩石が、吹きすさぶシベリアに来たのよ
雪は小雨のように降る、次第に視界は見えなくなるのね、小雨の雪はあなたの横顔を消していく
あなたは言ったは
君の髪はシベリアの風に戦がないだろう
君の瞳はシベリアの風を除けるだろう
君の手はシベリアの白い氷河の大地に黄色く映えるだろう
私は、シベリアに来たのよ
あなたの世界最果ての地ロシア、シベリアに来たのよ
アラスカの風が、吹き荒ぶアラスカ、の苔が生えるシベリアに来たのよ
火星の軌道にアラスカとシベリアがあると宇宙博物学者が言ってたは
シベリアとアラスカの軌道に私達がいる

火星の大地にアラスカとシベリアの大地に私達は愛を語る


シベリアとアラスカの大地に愛を乗せる

軌道は回って明日のあなたに会える

あなたはきっと誰かの私と語り合う、微笑み合う

あなたはきっと誰かの私と愛を誓う

あの火星の軌道のアラスカのシベリアの

北極圏に近い大地で