藪木れいこです。
明日4月8日は「はなまつり」。
ご先祖さまのことを考える日?
お願いごとをする日?
どんな日なのか知って、お参りしてみると気持ちもさらに華やぎ大満足。
ささあ、いってみよー!
花まつりとは
正式名称を『灌仏会(かんぶつえ)』といいます。
お釈迦さまの誕生日をお祝いする行事で、4月8日に行われます。
華やかな花御堂(はなみどう)に安置された仏さまの像に甘茶を注いで供養し、子どもの健康や祈願成就を願います。
甘茶とは?
お釈迦さまがお生まれになった際に「甘露の雨が降った」という言い伝えから甘茶を注ぎます。
甘茶とは甘味料が入ったお茶…などではなくアマチャヅルという気の葉を煎じて作った飲み物です。
甘味が強いのにカロリーはなく、アンチエイジング作用や花粉症の軽減が期待できるとされています。
初心に戻る・リセットする
鎌倉や奈良で目にする大仏、インドはじめアジアで見られる石仏群など、仏教って「スゴイ!」と思わされることがたくさんあります。
そしてお釈迦さまというと、なんだか哲学的だったりスケールが大きかったり…
身近な存在とは感じられにくいかもしれません。
「花まつり」で見る仏さまは本当にうまれたてのお姿で手のひらサイズ。
なかなかレアな存在です。
仏さまだって、誰かに護ってもらわなければ生きることができない、そんな存在だった時があったのです。
はなまつりにお釈迦さまの姿に触れることで、もとの姿・ありのままの姿を振り返る…
初心に戻る春の行事。
お寺で新年度を穏やかに過ごすエネルギーを満たそう!