長崎の鐘 | 花やっこ

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今日は長崎が原子爆弾で爆撃された日であります

 

浦上天主堂には、鐘が2つあったそうです。

原爆の被害にあった浦上天主堂ですが、奇跡的に、ひとつの鐘がほとんど完全な状態で瓦礫の下から見つかります。

 

アンジェラスの鐘

 

引用:世界名鐘物語「日本」

「もう一度、この鐘を鳴らそう」

原爆投下の年のクリスマスイブに、三本の杉丸太を組み立て、その鐘を吊るして鳴らしました。

荒野と化した浦上の丘に鳴り響いた鐘の音。

原爆の被害を受けながらも、再び力強くその鐘は鳴ったのです。

教会ができてからずっと聞こえていた鐘の音は、戦時中は鳴らされることはありませんでした。

何年ぶりかに聞くことができた鐘の音に、信徒をはじめ多くの人が力づけられ、励まされたそうです。

この時、永井隆博士がこのような言葉を残しました。

 

新しき 朝の光さしそむる 荒野に響け 長崎の鐘

 

それ以降、この鐘は「長崎の鐘」と呼ばれるようになりました。

「長崎の鐘」の歌詞の最後。

なぐさめ はげまし 長崎の
ああ 長崎の鐘が鳴る

引用:藤山一郎 長崎の鐘 歌詞