今回は犬の車酔いについてです![]()
メカニズムは人と同じで、平衡感覚やバランス感覚を司る三半規管に過剰な刺激が加わることで起こります![]()
身体は動かないのに景色が次々と変わり、振動や大きな音、慣れない車内の匂い等が刺激となり車酔いを引き起こします![]()
乗車中、「どこに連れていかれるのか」「いつ到着するのか」犬さんには分かりません。車酔いは、不安要素が加わることで助長されるようです。
そのため、子犬の頃から少しずつ車に慣れさせることも対処方法の1つです![]()
10分程度の短いドライブ後に喜ぶこと(大好きなおやつ、ドックランで遊ぶ等)を繰り返し「車=楽しい」と学習させることで、車への不安を緩和できるかもしれません。
車酔いの症状は、落ち着きがなくなる、よだれが多くなる、生あくびを繰り返す、嘔吐、沈鬱、震える、吠える等です。
車酔いをしやすい場合は、事前にいくつか対策を立てられます。
車内ではタバコや香水などの強い匂いのするものは使用しない。(犬さんは匂いに敏感です。)
いつも使っているタオル等を車内に持ち込み、落ち着く環境を作る。
ドライブ前はごはんを少なめにする。(満腹だと酔いやすくなります。)
キャリーケースやクレート、ドライブボックス、犬用シートベルトなどを使用し、身体が安定するよう固定する。
荒い運転をしない。
こまめに休憩をはさみ、気分転換する。長時間のドライブの場合は1~2時間おきに休憩が必要です。
中には対策を立てても車酔いをする子もいます。
そんな時は乗車前に酔い止めを飲んでおくことも対策の1つです。用量や効果には個体差があるので、初めて服用する場合は早めにご相談ください。
ちなみに猫を乗車させる時も、基本的には一緒です![]()
猫は犬よりも環境の変化に敏感なので、逃走防止、運転妨害防止の為にも普段使い慣れているキャリーケースに必ず入れて安定化させ、落ち着ける環境を作ります。
帰省や引っ越しなどでの長時間の乗車ではトイレの問題も出てきます。車内ではいつものようにトイレで排泄しないことも多いので、ペットシーツ等をキャリーケースに敷いておくのも有用です。
車酔いを上手に対処して、楽しいお出かけができますように![]()
花の木どうぶつ病院でした
