環境省 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 絶滅の危険が増大している種 に指定されている植物です。
榛名山では結構沢山みることができます。8月頃が花期なんですが、
気の早いものが1株だけ花を付けていました。
コウリンカ(紅輪花)
<学名:Tephroseris flammea (Turcz. ex DC.) Holub
subsp. glabrifolia (Cufod.) B.Nord.>
キク科 コウリンカ属 多年草
撮影日 2024.07.24: 群馬県
福島県~広島県まで分布し明るい乾いた草原に生育する。
茎は分枝せず、直立する。根生葉はさじ形。茎葉は互生し、
長さ10~16㎝、広倒披針形、基部はやや茎を抱く。
茎頂に直径3~4㎝の頭花を6~13個、散房状につける。
舌状花は10~15個つき、舌部は線形、濃赤橙色、はじめ水平に、
しだいに垂れ下がり、反り返り下を向く。
山地の草原に多いですがだんだん少なくなっている種のようです。
紅輪花と書くようです。紅というより少しオレンジがかった感じの花色ですね
細い舌状花が下に垂れるように咲く咲き方が独特です。
**** **** 参考:コウリンタンポポ **** 紅輪繋がりで・・・
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)
<学名:Hieracium aurantiacum>
キク科 ヤナギタンポポ属 多年草
山地でも良く見かける花にコウリンタンポポがあります。
コウリンカとよく似た鮮やかなオレンジ色をしたキク科の帰化植物です。
こちらは舌状花のみで、花弁(花)が多いですね。