先週 長野県の高層湿原にスミレ観察に行ってきました。
ブナの森を通って湿原に・・・
色々な植物達と出会ってきました。
いくつか紹介していきたいと思います。
しばらくお付き合いください。
オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)
<学名:Erythranthe sessilifolia (Maxim.) G.L.Nesom>
ハエドクソウ科ミ ゾホオズキ属 多年草
湿原の入り口で1輪だけ花が咲いていました。
撮影日 2024.6.22: 長野県
中部以北の日本海側、北海道に分布し、湿地や沢沿いなどの水気のある場所に
群生する高山植物。
茎は直立又は斜上し、高さは10~30cm。
葉は対生し、形は卵形または卵円形で無柄。
葉の長さ2.5~6cm、幅1~3cm、縁は尖った鋸歯をもつ。葉柄はない。
花期は7~8月。上部の葉腋から細長い花柄をもって花をつける。花は黄色で筒型、
長さ2.5~3cm。上唇は2裂し、下唇は3裂する。花冠内部に赤褐色の斑点がある。
果実は長楕円形の蒴果となる。
和名は「大きな葉を持つミゾホオズキ」の意味。
ミゾホオズキは葉柄を持つので
簡単に識別できます。