<アヤメの仲間> 今回取り上げるのは帰化植物です。
高原にまで進出していました。



キショウブ(黄菖蒲)
<学名:Iris pseudacorus L.>
アヤメ科 アヤメ属 多年草


西アジアからヨーロッパ原産の植物で明治の頃に観賞用として入ってきたそうです。
日本全国の水辺や湿地、水田脇などに野生化して増えています。
(日本の侵略的外来種ワースト100 指定種.外来生物法で要注意外来生物に指定されている。)

撮影日 2024.6.22: 長野県

太い地下茎があり、葉は2列に根生、剣状で先は細くなり鋭頭、長さ50~120cmで
中央の脈は隆起して明瞭。

長さ50~120cmの分枝する花茎が立ち上がる。花は鮮やかな黄色で外花被片は3枚、
広卵形で長さ5~7cm、幅3~4cm、先が垂れる。内花被片は細長く、長さ2~3cmで立つ。

観賞用に栽培されているハナショウブには黄色系の花がないので重宝されたが、
湖沼や河川などへの拡散が問題となっています。