我が家の花  ~・ ヤエドクダミ ・~

我が家では今花盛りです。


ヤエドクダミ(八重蕺草)

<学名:Houttuynia cordata Thunb. f. plena (Makino) Okuyama>
ドクダミ科 ドクダミ属 多年草


撮影日 2024.5.23: 群馬県

 


住宅周辺や道ばたなどにも多く自生し、特に半日陰地を好む。
全草に強い臭気がある。
加熱すると臭気が和らぎ、天ぷらなどとして食べられることもある。
私は食べたこと無いですけど・・・
葉を乾燥させてどくだみ茶とすることも知られていますね。
花期は5~7月頃。茎頂に、4枚の白色の苞(花弁状の部分)のある
棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。
本当の花は花弁もがくもなく、雌蕊と雄蕊のみだけです。

我家のものは八重咲きです。
ヤエドクダミは花の部分(雄蕊)も苞に変化したものです。

生薬名を十薬(重薬とも)とされ、日本薬局方などにも収録されている。
十薬には利尿作用、動脈硬化の予防作用などがあるそうです。
湿疹、かぶれなどには、生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいらしいです。

 


ドクダミの名は「毒矯み」(毒を抑える)からだそうで、別名にはドクダメ(毒溜め)
ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)なんていうのもあるそうです。
大変に繁殖力が高く、ちぎれた地下茎からでも繁殖する。