オオヒキヨモギ(大引蓬) 【 群馬県絶滅危惧IA】
<学名:Siphonostegia laeta S.Moore>
ハマウツボ科 ヒキヨモギ属 半寄生植物
【環境省指定】絶滅危惧Ⅱ類 (絶滅の危険が増大している種)
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来
「絶滅危惧Ⅰ類」のランクに移行することが確実と考えられるもの。
【群馬県指定】絶滅危惧 絶滅危惧ⅠA (絶滅に瀕している種)
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。
関東~中国地方)、四国(瀬戸内海側)、中国地方に分布
低山や里山の日当たりの良い乾いた草地や崩壊地、崖地などに生える半寄生の1年草
高さ30~70㎝茎は斜上し、全体に開出した腺毛が生える。
葉は卵形で、深裂する。下部では対生し、上部では互生し、
葉柄には翼がある。
花は8~9月葉脇に1個ずつつき、萼には腺毛が密生し、先が5裂する。
萼筒は長さ1~1.5㎝。
花冠は灰黄色で上側は暗紫色
++*++ ++*++ 『群馬県レッドデータブック2012植物編』から引用 ++*++ ++*++
『土壌が薄く乾燥しやすい場所に生育し、異常気象によって枯死や衰退することがある。
また、植林によって被陰されると消失する。』としています。
群馬県レッドデータブックでは、
群馬県内を5地域に区分し{生存(○)、現状不明(△)、絶滅(×)、記録なし(空欄)}
で分布状況が表示されています。
オオヒキヨモギの分布状況は
利根 : (記録なし) 吾妻 : (記録なし) 中部 : (記録なし) 西部 : ○ 東部 : (記録なし)
となっています。
上に載せた写真は 西部 で撮ったものです。
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こちらもご覧ください。 オオヒキヨモギ~2020~⇒◎