ヒキヨモギ(引蓬)        【 群馬県絶滅危惧IA】
<学名:Siphonostegia chinensis Benth. ex Hook. et Arn.>
ハマウツボ科 ヒキヨモギ属 半寄生1年草

 

 

 

ヒキヨモギはイネ科やカヤツリグサ科の植物と根を絡ませ、
養分を 横取りする半寄生の1年草なんです。



撮影日 2020.08.08: 群馬県

 

以前はあちこちで見られたようですが、最近ではほとんど
見られなくなってしまったもののようです。


 

一秋の住む群馬県での分布状況は群馬県レッドデータブックで
△(現状不明)となっています。



     【環境省指定】 なし (多くの県で絶滅危惧種の指定をされています。)
     【群馬県指定】 
絶滅危惧ⅠA  (絶滅に瀕している種)
                  ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。

 

++*++ ++*++『群馬県レッドデータブック2012植物編』から引用 ++*++ ++*++
 
『草地開発や管理放棄による草地の喪失が主な減少要因とされ
 極めて危機的な状況と考えられる。』としています。

              群馬県レッドデータブックでは、群馬県内を5地域に区分して
              {生存(○)、現状不明(△)、絶滅(×)、記録なし(空欄)}で分布状況が表示されています。

  ヒキヨモギについては
         利根 : △
         吾妻 : △
         中部 : △
         西部 : △  
一秋の住む地域です。⇒ 上に載せた写真は
         東部 : △                  この地域で撮ったものです。
  となっています。

++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++ ++*++

 

こちらもご覧ください。   花日記⇒ ◎