ヒキヨモギ(引蓬) 【 群馬県絶滅危惧IA】
<学名:Siphonostegia chinensis Benth. ex Hook. et Arn.>
ハマウツボ科 ヒキヨモギ属 半寄生1年草
ヒキヨモギはイネ科やカヤツリグサ科の植物と根を絡ませ、
養分を 横取りする半寄生の1年草なんです。
以前はあちこちで見られたようですが、最近ではほとんど
見られなくなってしまったもののようです。
一秋の住む群馬県での分布状況は群馬県レッドデータブックで
△(現状不明)となっています。
【環境省指定】 なし (多くの県で絶滅危惧種の指定をされています。)
【群馬県指定】 絶滅危惧ⅠA (絶滅に瀕している種)
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。
++*++ ++*++『群馬県レッドデータブック2012植物編』から引用 ++*++ ++*++
『草地開発や管理放棄による草地の喪失が主な減少要因とされ
極めて危機的な状況と考えられる。』としています。
群馬県レッドデータブックでは、群馬県内を5地域に区分して
{生存(○)、現状不明(△)、絶滅(×)、記録なし(空欄)}で分布状況が表示されています。
ヒキヨモギについては
利根 : △
吾妻 : △
中部 : △
西部 : △ 一秋の住む地域です。⇒ 上に載せた写真は
東部 : △ この地域で撮ったものです。
となっています。
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