久しぶりの実家と思いがけない父の話し | 人生も後半戦、がんばれ私!

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2022年にアルツハイマー型認知症と診断された母と、私の、葛藤のブログ(笑)
母とのことは思いつめず、できるだけ明るく、綴りたいなと思っています。
たまに、“大好きな人”が登場します。

 

 

母が入院する病院は

コロナ感染の影響で

1月17日から面会が

中止となりましたが

2月2日に再開です~

との連絡を頂いたので

さっそく

3日(土)に面会予約を

15時半から

入れました。

 

その日は病院の

ケースワーカーさんとの

話し合いも11時からあるので

話し合いが終わったあと

面会時間までのつなぎに

実家に行きました。

 

2週ちょっと?

行っていないので

ポストの中やら

気になっていたんです。

 

 

案の定

ヤバいもの見つけました(笑)

 

固定資産税の督促状~叫び

 

コンビニ等での指定納期限

前日の2月2日~~叫び叫び

あぁ~あ、惜しい!!

過ぎてるぅ~あせる

 

放ってはおけないので

さっそく昨日

市役所の納税課に電話…

これこれこういうわけでと

経過説明をし

再度発行と送り先を

私の住所へお願いし…

 

話しが大方終わったところで

電話対応してくれた

市の職員さん(女性)が

「あのぉ~」と

申し訳なさそうに

 

もしかして

〇原 **郎さんは

中学校の先生を

されていませんでしたか?

とーーーーーー。

 

「はい。

父は教員をしていました」

そう答えると

 

あ~やっぱりそうですよね!?

この漢字を使う

お名前は珍しいし

きっとそうだと思ったんです!

頂いたお電話なのに

ワタクシゴトですみません。

私、〇原先生の教え子でした!

 

と・・・・目

 

私は数学が苦手で…

〇原先生は厳しい先生でしたけど

本当に熱心に

教えてくださいました

それで私

志望校にも

無事合格できたんです!

 

と・・・。

 

それはそれは

もぅ本当にイキイキと

当時を懐かしむというより

当時に戻って

合格発表の掲示板に

自分の受験番号を

見つけた時の

喜びの爆発さえも

伝わってくるような

エピソード

 

思いもかけなかった

父と教え子さんとの

お話を聞けたのでした。

 

電話を受けて

「もしかして〇原先生の?」

と気づいて…

自分が教え子だということを

話すか話すまいか

きっと一瞬

迷ったと思うんですよね。

思い切って

話してくれた教え子さん

お話を聞けて

私もうれしかったです。

本当に

ありがとうございました。

 

 

家での父しか

知りませんでした。

まぁ家族なんて

そんなもんでしょうけど。

父は

学者肌と言えば

聞こえはいいけど

自分が好きな事しかしない

一人の時間が

大好きな人でした。

周りで子どもが

騒いだりするのは

好きじゃなかったのね(笑)

だから

私は父と

遊んだという記憶が

ほぼありません。

 

でも

私たちが全然知らない

教え子さんの中に

私の父の思い出が

鮮明に残り続けていたなんて

本当にありがたいことです。

 

 

ごめんね。

お父さん。

最近はもぅ本当に

母のことにかかりきりで。

 

少しはこっちのことも

思い出してくれ~って

言ってるのかな?