心配の種、一つ減る…? | 人生も後半戦、がんばれ私!

人生も後半戦、がんばれ私!

2022年にアルツハイマー型認知症と診断された母と、私の、葛藤のブログ(笑)
母とのことは思いつめず、できるだけ明るく、綴りたいなと思っています。
たまに、“大好きな人”が登場します。

 

土曜日は実家

朝8時半ごろ

「今日行くね~」と

電話すると

「わかった

気を付けて来てね」

と母

 

しかし

この時の声のトーンが

若干気になった

 

10時を少し過ぎた頃

母から電話があり

「あ、〇子?

なんだかお母さん

具合が悪い…

だから今日は

来なくていいわ

寝たいのよ

寝るから

来なくていいから」

とのたもう

 

兄の初孫ちゃんのお祝い会食に

来ていく服を

持って行かなきゃならんから

来なくていいと言われても

はいそうですかってわけには

いかんのですよ

 

途中スーパーで

普通サイズの海鮮丼と

ミニサイズの海鮮丼

総菜など買って

実家へ到着

 

寝ている母に

「どんな具合?」

と声をかけて

額に手を当ててみたが

発熱などはない感じ

ちょっとホッとして

朝わたしと電話で話した後に

具合が悪くなった感じ?

と聞いてみると

えっ?今日の朝?

私〇子と電話で話した?

とのこと

 

はいはい…覚えてないのね

あの時なんか声のトーンが

変だったもんな

やっぱあーゆー感じの時は

ダメなんだな~

 

 

いろいろ話していたら

「寝てても仕方ないから起きるわ」

と起き出した母

 

具合が悪いってわけじゃなさそう

もしかして夜

ちゃんと寝れてないのかな?

 

お昼ご飯買ってきたけど

食べられそう?と聞くと

食欲はあるとのことで

普通サイズの海鮮丼をペロリ(笑)

 

昼食後

お祝いの会食に来ていく服

靴・バッグも

確認してもらって

ミッションその1完了

 

 

 

ミッションその2

 

うちで使っている

カーボンヒーター

この日はこれを持って行って

実際に見て使ってもらった。

 

なぜかというと

今年は

石油ストーブを

使ってほしくない

から!!

 

昨年冬も

何度かお願いしたけど

「私は絶対大丈夫!!」と言われ

石油ストーブを使い続けた。

昨シーズンは何事も起きず

終えることができたけど

あの心配を

今年もするのは嫌なんだよぉ~

 

ってなわけで

今はこんなにすぐに

暖かくなる

手軽な暖房器具があるんだよ~

 

灯油を入れる手間とか危険とか

ぜんぜんないんだもん

今年はこれにしようよ~

と説得してみたら

割と簡単に

「そうだよね~

うん、今年はここ(居間)では

こたつとこれを使えばいいね」

とてもいい感じで言ってくれて♪

 

ミッション2も

軽~く大成功~合格クラッカー合格クラッカー合格

 

し・か・し

 

これで一つ

心配の種が減ったよ~アップ

喜び&安心の日は

たった2日で終わった真顔

 

 

昨日の夕方

母より電話あり

 

「あ~〇子?」

この時点の声のトーンで

でなんとなくわかる

嫌な予感・・・

 

「〇子が持って来てくれた

あのストーブ

うちはいらないから

あんた持って帰って

あんなの私使えない

一つもあったかくないし

やかんでお湯も

沸かせないじゃない

私は私が使い慣れた物じゃなきゃ

ダメなのよ

あれはいらないから!

ね?
わかった?」

 

一方的に話すその声

あ~違う人格が

入っちゃってるわ~

の時の声

薬が変わってから

あんまり出て来なくなったのに泣

 

 

ちょうどスーパーで買い物中に

受けた電話だったので

なんとか冷静に話を聞いて

「わかったけど

でも

石油ストーブは

もぅお母さんには無理だよ

もし何かあって

ご近所に迷惑がかかるようなことが

起きたらどうするの?

そういうことも

よく考えてほしいよ」

 

そう小声で返事をしたけれど

もし自宅で電話を受けてたら

きっと気持ちが大爆発ドンッ

だったと思うから

スーパーにいるときに

受けた電話で良かった。

 

持って行ったカーボンヒーターは

ただコンセントを差し込んで

ボタンを回すだけの

簡単操作だけれど

もしかして

それができなかったのかな~

それで逆切れみたいになったのかな?

 

 

普段使っている

自宅のトイレと

同じタイプなのに

場所的に

初めて入ったトイレというだけで

水を流す方法が

分からなくなってしまう

なんていうことがあったし…

母の頭の中で

応用というものは

ますます

無くなってきているのかも汗

 

一つ減ったと

喜んだ心配の種は

絶賛持ち越し中叫び

 

頑張れ私