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数週間しか経っていないというのに、不吉なあのエジプトハゲワシが大きな翼を駆って、大空を舞っていた。
狙いを定め急降下したかと思えば、いつものようにテーブルの上に飛来した。
本当に大きな鳥だ。鋭い目がラーモセとアルを見据えている。
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ラーモセは表情もなく括り付けられた紐を解く。
自分のお役目がすんだとばかりに、ハゲワシは翼を広げ何度か羽ばたくと、再び大空へと昇って行った。
この時代の人たちの伝達方法は色々で、五感が優れている彼らは、アルの想像を遥かに超えていた。
視力、聴覚、臭覚は到底真似できるものではなかった。
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人類は進化したと言われているが、果たしてそうだろうか。
確かに科学は進んだ。
しかし人間本来所有していた生命力は退化したとしか思えない。
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進化したのは人間ではなく、機械だけだ。
そのお蔭で人間の脳は働くのを止めてしまった。
その心の鈍さが、すぐ眼の前にある素晴らしい命を見落としてしまっているのだろう。
「パピルスの詩」
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