『〜永久の愛〜 阿国・山三 』

 
連日の御来場、誠にありがとうございました!
 
 
またいままでとは違った現場で
 
勉強させて頂きました!
 
 
 
 
淀。浅井茶々。
 
浅井三姉妹の長女。
 
幼い頃から城2回も燃やされて。
 
お父さんやおじいちゃん自死して。
 
お母さんは、誰かが決めた人と再婚して。
そのお母さんと新しいお父さんも自刃して。
 
そんな、家族を滅ぼした人の側室になって。
 
月に何度かは秀吉と夜を共にしたのでしょう。
 
 
1人目の子供はあっさり死んで。
 
いまじゃ実感の湧かない壮絶な世の中ですよね。
 
 
仮にちょっとでも秀吉に恋愛感情なり情があったら
側室同士お互い、一夫多妻制てどんな気持ちやねんなんて思ったり。
 
 
一体そんな人生を送った彼女の目にうつる世の中が
どれだけだったかは到底想像しえぬが
 
その運命に抗うよりも
「すべてはなるようにしかならない」なかで
自分を保つこと、自分であること。
 
というドンとしたものを、淀という人間像から感じました。
 
いまの日本は自由で、何もかもを選択できる世の中だからこそ、きっとひとびとの悩みは多くて細分化してて。
LINE一つ0.1秒で
ツイート一つも0.1秒で。
日夜、数秒で善意も悪意も集まっては去っていくけど。
昔は一つの手紙を届けるのに何日も掛かったわけで。
その手紙一つで、誰かを信用するんだもん。
 
 
 
天下も
 
天下一も
 
 
ただの言葉なのにね
 
言葉が欲しくて生きるんだから
 
人間はおもしろい生き物です
 
 
 
 
 
さあさあいろんなお写真を!
 
 
 
 
緑さんの舞を、真後ろでみるあの時間はたまらなかったです。
西崎流家元である緑さんの舞の静かでありながらの完璧さは今回一番刺さりました。本物は、やっぱり本物。
 
 
 
伊吹さんの有無を言わさぬ存在感。
立ち上がってうなずく、セリフのないあの数秒で、ああ、天下人だと。やっぱりすごい。
 
まるで少女のようなお方。四天王寺紅さん。
近衛前子役。
 
念願の初共演にして絡みなし。
同じサンミュージックの丸山正吾。
このひとのことすごい尊敬してます。好きなんです。
服の色から、和製トニースタークって呼んでました。
このひととはやく芝居がしたい!
 
座長野村祐希。
これまた同じサンミュージック。
でっかい男です。
素直で一生懸命で、汗かいて。まっすぐな男です。
山三郎とのシーンのやりとりも、まっすぐ会話できた。すごく楽しかった。
 
またまたまたサンミュージック寺田真珠。
真珠は華やかさがある。まっすぐな輝きを持ってる。
謙虚だけど、芯が強い。私の好きなおなご。
 
 
京極瀧子、まるのめぐみさん。
侍女松江役、中牧さん。
松江と浅井について話すシーン、とても好きでした。
舞台袖でも、打ち掛けの裾を直してくれたり、本当にお世話してくれて。
「私も浅井の女子です、いつまでも側に控えおりとうございます」って言ってくれる松江の表情が。本当に幼い頃から尽くしてくれた絆が、二人の間に確実に見えました。
 
 
 
宝塚時代も、とんと和物に縁がなかったですが!
 
今回は久しぶりに、地紅(ドーランのときから赤をいれる)や鼻たてをして、フェイスケーキして。
濃いお化粧をしました。
なかなか他の舞台でここまでがっつりすることも無かったので楽しかったですー!
 
 
 
舞台化粧するのは、好きです。
 
 
朝楽屋にきて
ストレッチして発声して
カフェラテとフィローネを食べて笑
そして音楽聴いたり映画みながら化粧をする
そんな開演前の時間がやっぱり好きで
自然と舞台に立つモードに切り替わります。
 
やっぱりなんだかんだ、
舞台という仕事が
そして劇場という空間にいられることが好きなんだと思います。
 
 
 
 
 
 
 
植田慎一郎。細川晃弘。
 
共演が終わってからも互いの舞台をみにいくのは
決して数多い存在じゃない。
 
 
だからこそとても嬉しいし、
これからも互いに高め合って成長していきたい
大切な仲間です。
ハクジくん。スミくん。
 
そんな君死ニもまもなくBlu-Ray発売ですね。
大切、ということばはわたしの中で君死ニに贈る。
 
 
 
 
 
馬乗り袴にブーツ。
 
一転して二幕は豪華な打掛け。
 
新しい淀像を、さとうしょう先生が描いてくれました!
 
 
 
そして今回はロビーにお見送りに行かせて頂いたことで!
久しぶりの皆様やはじめましての皆様と
お話が出来ました…!!
 
もちろん普段、ラジオの生放送のときに
来てくださる方は会えてたりしますが、
やっぱり改めてお声を掛けて頂くと
ああ、よかった、って。
観ていてくださる方がいるんだ、頑張ろうって。
 
 
舞台は映画とは違って予告も無ければ
小説のように立ち読みも出来ない。
 
 
それでもこうして
チケットを買って
足を運んでくださる方がいる
 
 
冒頭に書いたけど、
電波でなんでも届く便利な現代だからこそ
舞台と客席という生の繋がりを
お客様と自分、一対一の繋がりがある
舞台がとても好きだし、
ずっとずっと、大事にしていきたいです
 
 
本当に、
応援してくれて
ありがとうございます
 
 
 
次は6月「誰が為のアルケミスト」
三作品連続着物で隠してきたこの身体を・・・笑
出す時が来たか・・・笑
 
7月
「ラン・フォー・ユア・ワイフ」
山本一慶氏とロンドンコメディ
ルー大柴さんもいるし一体どうなるのだ!
 
8月は「魔術師オーフェンはぐれ旅」
アザリーという役。
これまたワクワクするしかない。
 
 
夏まで!!!駆け抜けます!!!!!
 
一緒にみんなで駆け抜けよーーーー笑!!
 
一緒に楽しく生きようーーーーー笑!!
 
飯テロカードバトルまたしよー笑
 
 
 
では!!
 
またあそぼー笑
 
 
 
 
なみお