はーい!
でぃすいず、みおすぴーきんぐ。




一部の宝塚ファンのひとにしかわからない観劇日誌を書きます。おそらく長文です。
よろしくスルーくださいませ笑。



同期である芹香斗亜が主演をつとめ
大好きな齋藤吉正先生が演出をしている
「MY HERO」を観劇しに
先日赤坂ACTシアターにいってきました。


集客が難しいこのご時世に
赤坂ACTに
パンパンにあふれたお客様をみて
宝塚の永遠性の魅力をひしひしと感じます。



みなさまはMY HEROをみて
どう感じられたでしょうか。
ポップでアメリカンで。



わたしは毎度
本当に齋藤吉正先生は優しいなぁと思うのです。



下級生まで各人見せ場があり、セリフがあり。
それが小公演の魅力であり、下級生にとってはなんともありがたくて、なんともモチベーションがあがることなのです。


そんな作品に1度でもあたれたら
タカラジェンヌは報われるのです。

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まいちゃん、よしまさせんせい、なみお。



ショーの音楽にエヴァの魂のルフランを使ったり。いきなりアニメ絵使ったり。
そんな自由な、我が道をつらぬく齋藤吉正先生がわたしは大好きだったのです。


だけど宝塚時代はなかなか齋藤先生作品に花組があたらず。


宝塚を退団しようかなと悩んでいた頃
ついに花組が齋藤吉正先生ショーにあたる時がきて。
よし、悔いなく辞めれると思いました笑。


そんな自分の中でのサヨナラショー(花奈基準)であったTAKARAZUKA夢∞眩では、アニソンナンバーの場面に入れてくださったり、VACATIONの女子4人に入れてくださったり...花奈は幸せでございました。


ひとつの組に70人以上いる宝塚において、
トップさんをはじめとするスターさん以外の人が活躍する機会は決して多くありません。


そんな中、齋藤吉正先生は誰より生徒ひとりひとりへの愛に満ちた先生だと思っています。



齋藤吉正愛を語るブログになりそうなので自重します笑




さてさて「MY HERO」


顔がみえなくても
小さな仕事でも
誰かのヒーローになれること



なんかそんなところにグッときちゃったわたしです。




主役のキキは
同期として長い付き合い。
そんなさやかちゃんが。

スーツとサングラスが似合う

まさに「スター」に成長したなぁ、と。
ただただ感嘆です。
ハリウッドスターの役があれほど似合うなんて。
素直に。心から。かっこよかった。




そして同じく同期の美花。
苦楽を共にしてきた彼女ですが、もらった役に対して真摯で全力で。
まっすぐな彼女が、あんなに素敵な役をやっていると、、、本当に嬉しくなります。



芽吹さん、冴月さん、梅咲さん、鞠花さん。
同じ時代に生きた先輩達。
間違いなく、いまの花組を支えてくれている。
大きな柱だなぁと。
こういう先輩方が宝塚を守ってくれているのだ。
受け継いでいってくれるんだ。
懐かしいのに、その姿はひとまわり大きく脇として、作品を支える姿に感動しました。


歳なんて、たいしてみんなと変わらぬのに
老人役をやるって、
簡単なことじゃない。
葛藤だってたくさんあるはず。


そんな、90期さん92期さんの皆様のハートあるお芝居がこころをあったかくしてくれました。


老人5人組、めちゃくちゃよかったなーー。



上級生の楽屋で
いまでもね、ガヤ芝居の場面に、なみおみたいな下級生がいたら。って話題になるんだよ。

っていってもらったのが
妙に嬉しくて。


そう。なみおの源流はガヤ芝居なのだ。
その場面の空気感、時代、世界観を作るのは、ガヤであり、
外部でいうところのアンサンブルなんですよ。
そんなガヤ芝居するのがめちゃくちゃ好きで。
そんな場面に出るたびにアホほど小芝居をいれまくってた宝塚時代。



そして
誰もが認める天真みちるさん。

ひとつ下の学年から、
偉そうなのかもしれないけれど
「見る度に芝居がうまくなる」
もちろん、昔からずっとうまいんです。
なのに、見る度にどんどんどんどんスキルアップしてる。


宝塚歌劇団にただいるだけじゃ絶対ないんだろうなって。いろんなものをしっかりみて、いろんなものを吸収してるんだろうな、って伝わる。
えみちゃん、やぶしとの悪役3人チームのコンビネーションのクオリティが素晴らしかった!!!




あとは今回、目を見張ったのが
華雅りりか。

あれだけのコメディな役をりりこが。
彼女がやること。
その振り切った姿が、いままでのりりこの芝居と全然ちがくて、思わず本人にも「なんかふっきれたんだね。」と感想を報告。素晴らしかったです。




そして朝月希和ちゃん。
なんと当たり役でしょう!
彼女が持つ底抜けの明るさ、快活さ。
コケティッシュでキュートでコミカルな動き。
最後はキキと結ばれて欲しいと思ってしまうくらい愛おしいキャラ。
本当によしまさ先生は、生徒の持ち味を活かすのが上手である。


音くりすちゃんは
相当な実力派なのであろう。 
そこにプラスして、感情の揺れ動きとか、相手役の芝居によって変わっていけたらもっともっと素敵な娘役さんになることでしょう。


舞月、和海はもはや安定で。
もう安心安定の94期ですわ。

しょみちゃんは本当にかわいいなぁ笑。
ミニスカートをありがとうございます笑。



ちゆや、でぃでぃや、すみなちゃんも。
色んな役をやりつつ、しっかり要所を盛り上げていて。


「テイラーさんお電話です。」
と一言呼びにくる最下級生に至るまで
一生懸命自分のセリフ、出番を大切に。
たくさんたくさん考えて出ているんだろうな、って伝わる。気持ちの良い舞台でした。




世の中芝居が鬼のようにあれど
宝塚ほど華やかな世界はやはり他にはございません。


今回も感服致しました。笑。
セットも衣装も。キラッキラや。
やっぱりすげーーーって。
辞めて改めて思います。


ひとつの作品でいろーーんな役やる、
っていうのも宝塚以外じゃなかなか無いですな。
ヒーローショーみてるお客さん役とか、老人ホームのおばあちゃんで混ざりたかったもん笑。



宝塚時代唯一の心残り(?)は
よしまさ先生とショーじゃなくて芝居で一緒にやれなかったこと。


いつか。



いつか叶うといいな。

っていう。



在団時代に、ふとした雑談。


「先生、わたし川島芳子みたいな役やりたいです。」



それをいまもおぼえていてくれて
会う度に

「いつかなみおに川島芳子やらせたい。」
って言ってくれるよしまさ先生。




絶対いつかやりたいな。




てなわけで。






観劇日記でした。笑。




桜龍がんばるぜ。
今日もお稽古たのしむのだ!





なみお




出演情報
→舞台「桜龍」

公演日程:
{135F534D-808A-4788-A431-1EEE5059EE40}

2017年3月31日(金)~4月5日(水)全9ステージ

会場:CBGKシブゲキ!!

原作:美那(魔法のiらんど文庫)
脚本:大間華奈子
脚色・演出・映像:ヨリコジュン

出演:
AKIRA
斉藤 秀翼
越智 友己
田中 稔彦
大海 将一郎
糸川 耀士郎
馬庭 良介
横山 真史
花奈 澪

チケット料金:全席指定・7,000(税込)
チケット購入【カンフェティ】:
※一般発売:1月21日(土)10:00~

プロデューサー:北村かずや(ビーオネスト)
主催:㈱ビーオネスト



公式サイト

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