皆様、こんにちは
本年より古河桃むすめを務めさせていただきます。阿部小雪でございます
2年間どうぞよろしくお願いいたします。
先日、私たちは古河市観光ボランティアガイド協会
の吉田成子さんにご案内いただき、史跡
研修に行ってまいりました。
【9:00】古河駅出発
まず、古河駅にある観光案内所前にて古河駅の歴史をお聞きしました
古河駅は明治18年に開業し、茨城県で一番古い駅だそうです。
たくさんの歴史が詰まっている古河駅はとても魅力的です
1.万葉歌碑
古河駅西口を出ると万葉歌碑があり、
逢わずして行かば惜しけむ麻久良我の
許我漕ぐ船に君も逢わぬかも
(古河を漕ぐ渡し船だけでも、あなたに会えたらなあ)
と刻まれております。
こちらの自然石には大久保翠洞氏によって刻まれました
2.高札場跡・本陣跡
高札場とは、江戸時代に幕府や藩の御触書を立てたものであり、人目につくよう高く掲げられたそうです
当時は高さが約4mもあったそうです
本陣とは参動交代により行き来する大名の宿泊場のことです。
各宿場町に置かれていました
3.古河宿道標
日光街道と筑波道の分岐に、迷わないようにするための道標です
常夜灯型の道標になっており、かなり珍しいそうです
古河市の指定文化財になっております。
4.はなももプラザ
古河市地域交流センター はなももプラザには約 300 年以上前のものを復元した屋台が飾られています。
目の前で見ると迫力があり圧倒されます
ホールやお部屋がたくさんあり、目的別に区切られているので利用される方はとても便利です
実際に私たちが訪れた時にもダンスや合唱、水彩画など様々なジャンルの活動が行われていました
どのグループの方も地域の方との交流を楽しまれていました
5.杉並通り
杉並通りは、武家屋敷の面影を残した街並みとなっております。
また、写真スポットしても大変人気だそうです
私達も写真を撮らせて頂きました
6.正定寺
正定寺には、土井利勝公の像や時の鐘、黒門、赤門がございます。
正定寺の黒門は、出世門と言われています
当時は馬に乗ったままくぐったそうです
私たちも出世を願って、くぐらせていただきました
こちらも古河市の指定文化財となっております。
こちらの立派な赤門は、10万石以上の藩主のみ建てることが許されました。
時の鐘は広衛囲まで響き渡っていたそうです
今では17時の鐘が自動で鳴る仕組みになっています
境内には弁天堂があり古河七福神巡りのコースの一部になっています。
7.永井路子旧宅
直木賞作家、歴史小説家の永井路子さん。
幼少期に過ごした旧居を一部復元し、保存されております。
中には永井路子さんの経歴が書かれているパネルや作品がありました
中庭は奥から手前にかけて斜面になっており、美しいお庭になっていました
※古河市名誉市民・古河大使であった永井路子さんは令和5年1月27日、97歳で逝去されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
8.篆刻美街館
平成3年に日本初にして唯一の篆刻専門の美術館として開館しました
大正9年に建築された3階建て石蔵(表蔵)を、当時の雰囲気を残して展示室に改修したものです。
古河出身の篆刻家の生井子華先生の遺作を通常展示しております。
裏蔵には現代篆刻家中心に小中高校生の作品も4月26日(水)まで展示されています
篆刻には鈕という部分があります。
日本では3人しか彫ることができないそうでほとんどは中国から輸入したそうです
石蔵、裏蔵は国の登録有形文化財に登録されております。
予約制で1回2時間の体験教室があります。興味がある方はぜひ参加してみてください
史跡研修前半は以上で終わりになります
最後までお読みいただきありがとうございます
後編もぜひご覧下さい