こだシードル 澱引きと試飲。 | 妻と子供達とビールな男

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ビールを呑んで、幸せ。

勢いで作った、リンゴ酒。さて上手く出来たのでしょうか。

作ってる様子はこちら。
簡単なので、是非お試しあれ。

酵母投入後…

こんな感じの濁り状態が、2,3日ぐらい続きます。(多分、温度などの条件によって違いあり)

4日経過あたりに…

ちょっと見えづらいですが、色が変わってきます。澄んだ色になってきて、底には酵母が沈殿。蓋を開けるとアルコールを感じさせる香りがします。
ここで、澱引きという作業をします。酵母と上澄みを別にする作業。酵母の悪臭が液体に移るのを出来るだけ防ぐ為です。



こんな感じ。ペットボトルからペットボトルへ。しずかーに、しずかーに、移します。
この時、一回休憩とかしちゃいけません。移す元のペットボトルを横向きから、縦に戻しちゃうと、酵母が舞い上がって、液体に撹拌されちゃいます。そうなると、澱なんて引けないので注意。(実際やってしまった(泣))

また、この時、移す側のペットボトルに若干の砂糖(プライミングシュガー)を入れると、発泡性のリンゴ酒を造ることが出来ます。ちゃっかり、私も入れました。分量は、ビールと同じ100mlに0.5gの計算で入れました。

澱引き作業は、その後、仕込から1週間経過あたりで、2回目を行いました。
一番初めの発酵に使ったペットボトルを、洗わずに置いてたら、かなり臭かったので、何度かの澱引きと、使った後の洗浄は、入念に。

これで大体、リンゴ酒の作り方は終了。
うーん、簡単。コレで飲めるのが出来たのかと。

と言う事で、以下は、試飲の感想を。


(写真は、9日ぐらい経過、澱引き2回のモノ)

4日経過、1回目の澱引き時の試飲。
色は白く濁っており、香りはフレッシュなリンゴとアルコールを感じさせる。
味わいは、軽いアルコール感と、若干の甘み、リンゴの味わい。後味が、甘酒を飲んだ様な独特な余韻。発酵途中と言うのもあってそういう味がしたのかなぁ。

1週間経過、2回目澱引き時の試飲。
色は若干の濁りはあるものの、前回と比べてだいぶクリア。香りは渋さと若干リンゴ、だいぶワインっぽい香りがする。
味わいは・・・うーん、ワインの感想が得意じゃないんで、難しいんだけど、若いワインの様な渋さというか、そんな味。甘さはあまり無く、奥にリンゴの香りが感じる。発泡は想像通り、若干あり。正直な印象は、安物のワインの味。

9日経過時の試飲。
色はよりクリアに。香りは若干酸を感じさせるのが、前回に加わった感じ。
味わいは、より渋くなった。結構辛口。細かな印象は、前回とあまり変わらず。

ワインの辛口が苦手な私は、ココで、200mlぐらいに、砂糖小さじ1、蜂蜜少々を入れてみる。コレが、呑みやすく美味い。リンゴのお酒って感じがして、女性陣にも好評。買ったワインならこんな事出来ないけど、自分で造ったモノだしね。好きなように飲む、コレも自家醸造。


本来は、最低1ヶ月ほど熟成が必要らしいです。本格的に、クリアなワインを作るならね。
ただ、味的には、原価250円(ジュースだけなら)程度で、安物っぽくもワイン風味であれば、私的には十分。しかも、コレは失敗が少なそうだし、発酵の様子も楽しめるし、1週間程度で飲めるモノ完成。十二分に元が取れた感バリバリです。

そんな自シードル作りでした。以上!

うーん、楽しいなぁ~。次は何を醸そうか。

追伸:
麦が好きさん、五枚橋ワイナリーのシードルには、遠く遠く及ばない香りと味でした。味と香り共に深みが足りないというか、先入観もあると思うのですが、やっぱり安っぽい。ただ、呑めるものは出来ましたよ~。