ギリシャで国民投票が行われている。
ギリシャはEU諸国から借金の返済を迫られている。借金で首が
回らない状態である。チプラス首相はEU諸国から緊縮政策を行い
なさいとと迫られているがかえって開き直りともいえる態度で
国民投票をすると丸投げした形だ。
チプラス首相が国民投票を呼びかける前からギリシャ危機の
デフォルトで銀行の預金引き出しができず、市民生活に支障が
でてきている。
デフォルトになった国は過去にアルゼンチンやロシアもなって
いる。国債や自国の通貨が紙くず同然になるだけでなく市民
生活が混乱して治安も悪化することになる。
ギリシャもEU諸国から前々から公務員や年金改革とかしなさい
と言われてきたが何もしなかったと同じだろう。ギリシャ人の
国民性や習慣のちがいもあるだろうが朝から晩まで働くことは
なく途中で昼寝が入って帰宅。ほぼ働いてないのと一緒。
なんやかんやで借金返済期限を迎えた。
堂々と返済できませんとチプラス首相は言った。世の中それで
済むはずがない。
国民投票でイエスかノーか決めるつもりでいるけど待っている
のは非常に厳しい道しかない。
緊縮策を受け入れてEUに残るか、反対で受け入れないならEU
から追い出されて経済が混乱するか?である
でもそんなギリシャにロシアと中国が意外にも手を差し出して
いる。中国は南シナ海、東シナ海だけでなくシルクロード構想
計画を打ち出してギリシャのどこかの港を使用できる権限を
持っているといわれている。ロシアはロシアでなにかしようと
している。
いずれにしても国民投票とどっちにするのか?
ギリシャでいちばん長い日になるのはまちがいない