〜哀しみある“生”を、生きる幸せ『すばらしき世界』が問いかけたもの〜 | 物語にふれる〜言葉にふれる「ナラティブタッチ」

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『すばらしき世界』というタイトルが胸に痛い。






母に愛されたかったかつての子供は、
刑務所の出入りを繰り返した人生だった。



後世、幾ばくかのコミュニティの優しさにふれ、
それでもやはり〜大きな不条理や怒りを感じながら、突然の病に倒れその人生を閉じた。






三上(役所広司)の無念の死を受けての、

仲野太賀の演技が素晴らしかった。



生きてこその『すばらしき世界』だった。

命あっての哀しみだった。……




【すばらしき世界】
〜配信元・Amazonプライム

役所広司、仲野太賀、六角精児