着せ方解説。市松仕様の浴衣。 | ぐうたらキモノケイカク

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リアルっぽい人形がいます!ご注意!

市松仕様の着物は、ぽっちゃり子供体型向けに、身幅が広いので、お腹にタオル等を巻いてください。

タオルハンカチ一枚くらいが良いです。


(※モデルはSD男の子、旧ボディー普通脚です。)


浴衣を床に広げ、人形に着せます。
身幅が余りますが、脇の縫い目が体の脇からズレないように、ふわっと羽織らせます。
(体のラインに合わせてぴったり巻きつけると、前身頃のラインが斜めになってしまいます。)
子供の着付けなので、衿は抜きません。
着物は男女共に、右が下です。着てる人から見て右が手前に来るので、『右前』と呼ばれ、逆の『左前』は死に装束です。盆踊りで『左前』の浴衣の人がいたら・・・あの世から帰省してる方かもしれませんね(笑)


腰紐を締めます。
このとき、身頃の余りを、脇でつまんで後ろに倒します。


後ろ身頃のたるみも両脇に寄せて、背中にしわが寄らないように整えます。
余った身頃の布を、脇でタックにしてるのがわかるでしょうか。

兵児帯を結んで完成です!
着せていると上にずり上がるので、裾を引っ張りながら、裾線を真っ直ぐ整えると良いです。

普通に蝶結びとか、

人間の浴衣の蝶結びの要領で、リボン結びとか、

お好みで結んであげてください!
人間用の伊達締めや、幅広のリボン等も良いかと思います!