存在を認められるということ

 

昨日は、久留米市立犬塚小学校で講演をした。演題は「食べることは生きること」。食を通して、子どもたちを評価するのではなく、存在そのものを認めることの大切さを伝えたかった。

 

参加者は、犬塚小の児童とPTA、「犬塚校区まちづくり振興会」の呼びかけで集まった地域の皆さん。講演後、書籍販売コーナーで顔を合わせた女性の言葉に感激した。

 

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元気をもらった。

こんな出会いが本当にうれしい。

 

新聞記者時代もそうだった。

読者の方に「記事読んでますよ」と、言ってもらうと、それだけで疲れが吹き飛んだ。自分の存在を認められているような気がして。

 

大人も子どもも同じなんだと思う。

存在を認められるだけで、健全で、揺るぎない自己肯定感が育まれる。

それが、生きる力になる。

 

いつものように、亡き妻と娘も画像で“出演”してくれた(2024年6月6日)