一泊二日の短い旅行だったけど
旅行は楽しい。
愛する人と一緒だったら、なおさら楽しい。
先日、思い出づくりに娘と旅した大分県・由布院温泉。
わずか、一泊二日の旅行だったが、「楽しい」「おいしい」「気持ちいい」よりも、
もっと有意義で、尊い時間を娘と共有できたことに気づかされた。
僕たちは、賑やかな温泉街は避け、ガイドブックには紹介されてないような静かな南由布駅周辺の宿に泊まった。列車の音と鳥の声しか聞こえないような静かな地域。
ここで、ゆっくり時間をかけて、娘と語り合えたことが、何よりもよかった。
娘は、これまで僕が知らなかった自分の夢を聞かせてくれた。
脳天に稲妻が落ちてくるような話も。
いずれも、胸がときめくような、でも、寂しくもあるような。
こうやって、家族の形が少しずつ変わっていくのだろうと思った。
なんのこっちゃ、ですね(笑)
由布市湯布院町に向かう途中の基山PAで(2023年11月9日)
千恵へ
娘は、どんどん、かっこいい大人になりよるばい。
今の自分にしっかりと向き合い、自分とは何者なのかを必死で考えよる。
これから先、何度も大きな壁にぶち当たるとは思うばってん、
あんまり、心配せんでよかごたる。
そげな気がする。
家族3人一緒に暮らした時間は短かったけど、母の教えが生きとるもん。
あんたが命懸けで産んだ娘やもんね。
さすがばい。
はなは千恵、千恵ははな(2005年8月19日)