引き続き五能線の旅を続けます。

前回綴りましたが、この五能線、約30年ぶりの乗車となります。

なにより海を間近に見れる絶景路線として、TV等でも広く紹介されています。

 

その期待値も高い路線ではありますが。。。

 

まず最初に書きますが、この五能線、確かに海の風景が素晴らしく、絶景路線の一つと言えます。

 

ただ、誤解を恐れずに言えば、この路線、景色はいいけれども、非常に感動!!!という印象をなぜか感じないのです。

これは、30年前に乗車した時と印象はほぼ一緒なのです。

何度も言いますが、決して期待外れというわけではありません。風景は、絶景と言えますし、お薦め路線の一つと言えるでしょう。それでも、私にとっての海を間近にみる風景は、昨日乗った羽越本線の笹川流れの厳しさ、函館本線の森-八雲の噴火湾沿いの風景、同じく函館本線の小樽築港-銭函の日本海、氷見線の雨晴付近、肥薩おれんじ鉄道の東シナ海等々の方が、私にとっては”感動”するのです。主観なので、その時の気分や天気もあるでしょう。

なので2回目に乗ってみて、これが覆るかもと期待したのですが、期待通りではありながら、期待を超える感動までには至らなかったというのが、本音です。

 

同じようなことが、別の路線でもあります。

黒部峡谷鉄道も2回乗りましたが、素晴らしい風景ではありますが、感動までは至りませんでした。それよりも、大井川鉄道井川線(これもアプト移行前と後の2回乗車)の方が、絶景度や感動は上でした。

 

その上で、「リゾートしらかみ」の車内での演出や絶景区間での減速運転は、やはり乗ってよかったと思わせるものはあります。

 

この沿線は、不老不死温泉、白神山地等々途中下車しての見どころはたくさんありながら、どうしても鉄道に乗ることばかりを優先してきたこともあって、まだまだ未開拓です。

途中下車するとまた印象が異なることは多々あります。

 



そんなわけで、色々ありながらもこの路線を楽しんで、お昼過ぎに新青森で下車しました。

 

次回へ続く