やっと図書館で借りることができました。

あっという間に読了。

いつもの伊坂幸太郎さんらしい作品です。

 

小学生目線での5つの短編集で、ゆるーく登場人物がリンクします。

内容としては、小学生目線ということがありながらも、いじめのこともあり、クラス内ヒエラルキー問題ありと実は重いテーマが多い中、それを登場人物のキャラで明るく痛快に読ませてくれます。それぞれの短編読了の度に、心がスカッとします。

 

いつもいつも伊坂さんの言葉にハッとさせられることが多いのですが、今回特に心に残ったこととして。。。

ちょっと頼りない先生に対して、一部の生徒が先生を挑発する場面があります。でもその切り返しが面白い。

また、子供同士のことなのに親の力関係が関係して、実は大逆転したり。

法的には罰せられるレベルのことではないけれども、「評判」はかならずついてくる等々。

どの切り口をとっても、期待を裏切らない展開でした。

 

繰り返しになりますが、これは小学生が主役ですが、児童書ではありません。

下手なビジネス書よりもずっとしっかりした内容で、社会人にこそ必読といっても良いくらいの作品です。

 

私は、伊坂さんの作品の中で、ゴールデンスランバーが一押しですが、この作品も文句なく5段階で最高の星5つです。