先日、実家(千葉)で法事があり、また帰省をしました。

 

いつものことですが、今回も札幌への帰途は、少々迂回して鉄道旅を楽しみました。

 

今回は、新潟から日本海を北上していきます。

 

今回の旅のスタートは、高崎から。

というのは、実家の千葉で法事後に、本当は都内で宿泊して、翌日の早朝に上越新幹線で出発しようとしたのですが、とにかくホテルが高い!

普通に20,000円。安いところでも15,000円。探してちょっと不便な東横インでも9,000円程度。

つい1年前では、考えられないほどの高騰ぶりに辟易してしまいました。

 

それで、目を付けたのが、千葉の快速が停まらない駅周辺か高崎、熊谷の駅周辺。

ここであれば、6,000円程度でホテルがありました。

口コミ等でみると、「古いが清潔」という感じで、まあ遅く着いて、早く出るからいいかと今回は、安価なホテルを利用することにしまし。

まあ、カプセルホテルも選択肢にはあったのですが、今回は、古くてもトイレや浴室が共用でない方を選びました。

 

それで、話は出発時になります。

今回は、仕事が終わった後、新千歳から羽田へ飛び、周辺で宿泊後、実家へ向かうというスケジュールにしたので、まずは、そこで、上記から総武線沿線で快速が停まらない駅の近隣で6,000円台のホテルAに宿泊。

そして、法事後は、高崎駅前のホテルB(価格は同程度)に宿泊しました。

 

泊った感想です。

ホテルA・・・接客はAクラス。掃除も行き届いていて、TVも大きい。Wi-Fiもつながります。とにかく古い設備をなんとか現代風にリニューアルしようという努力が非常に良くわかりました。ただ、古い建物特有の臭いが。。。この臭いは結構きつかったです。これが気にならなければ、設備についた積年の汚れは別にして充分に満足だったのでしょうが、私はこの臭いだけはダメでした。もし、このホテルで快適であれば、今後もここにしようと思っていたのですが、残念ながら私的には厳しいかなと。

ホテルB・・・接客は普通。部屋は、ホテルA以上にリニューアルがきれいで、広い。臭いもほぼ気にならなく、意外に快適でした。また、朝食も簡単ながら無料でいただけ、ここは満足の部類に入ります。建物自体はやはり年季が入っていますが、寝るだけであればOK。

 

いわゆる大手チェーン系のホテルの機能的な快適性には及びませんが、用途によっては、格安ホテルも格安の理由がはっきりしていれば選択肢に入ると思いました。

というよりも、この全体的なホテル高騰自体がなんとかならないかと思います。

例えば外食でみても、感覚的に5年前の1.2~1.5倍程度に対して、ホテルは平気で2~3倍の価格設定をしている印象があります。確かに需要と供給のバランスなのでしょうが、旅の予算全体に占めるホテル代の割合が高くなってしまうことを避けるには、上記の格安ホテルやカプセルホテルと普通のホテル、更に夜行のバスや船も活用して、全体のメリハリをつけるのもありかと思いました。

 

そんな感じで、高崎駅から上越新幹線で新潟に向かいます。

 

高崎からは、上越線(在来線)で越後湯沢へ向かうことも検討しました。

どうしても早い新幹線を多用してしまいがちで、この上越線は、かなりご無沙汰でした。

 

大いに迷ったのですが、羽越本線沿線で象潟を歩く方を優先し、今回も上越線は泣く泣くまた今度ということにして、さっと新幹線で移動することにしました。


話は前後しますが、前日の高崎までは、上越新幹線で大宮−高崎をノンストップの「あさま」を利用しました。

以下、ちょっとした豆知識です。

いずれも新幹線自由席特急券の利用は東京−高崎は2,510円ですが、大宮まで在来線利用で(少々時間はプラスになりますが)大宮−高崎を新幹線にすると1,870円。

さらに大宮−熊谷と熊谷−高崎を別々に2枚購入するとそれぞれ880円ずつなので、1,760円で移動できます。この場合、特急券が連続しているのでなんら問題はなく、熊谷に停まらない「あさま」等でも乗車できます。

この買い方は、東海道新幹線の浜松−三島や東北新幹線福島−仙台等々いくつか使い勝手の良い区間はありますね。

上記のようにホテルの高騰やJR特急の乗継割引が廃止で旅の価格が上がってきているので少しでも安く乗れる方法を模索しています。



 

次回へ続く