今回の旅は、表題の通り「北陸応援の旅」

とはいえ、まだ未乗の路線に乗りたいという思いもあり、富山で1泊としました。

それは、

富山地方鉄道市内線の延長区間(0.1km)に乗る!

ということです。

たった100mの区間に乗車するために、旅を企図したわけです。

この100mは、岩瀬浜までの富山港線と市内線をつなげたことによる延長+線路付け替えとなり、この区間が未乗区間となったわけです。

富山駅に到着後、富山駅北口から500mほどの「インテック本社前」電停まで歩き、ここからホテルのある電停まで乗車し、富山地方鉄道は、全線完乗。

これで、未乗区間は24区間になりました。

 

先日、宇都宮ライトレールに乗車しましたが、ここ富山はその先輩にあたります。

市内電車が町に定着しており、都市の交通の理想的なありかたの一つと感じました。

 

別稿で記載した、地球温暖化対策としても微々たる貢献かもしれませんが、こういう施策によって都市交通自体の転換をするのは、非常に前向きな施策と考えます。

 

当然ながら採算性も最重要でしょうが、短期目線の採算性ではなく、50年後の理想のありかたから逆算した街づくりも大事なのではないかと思います。

 

前回の投稿で、35年前に乗車したことに思いを馳せましたが、いい意味で35年前とあまり変わらない風景にほっとしたことも事実です。

今の若い人たちが、今を振り返って2020年代にこういう施策をしたことで、今があると思えるような長期目線での街づくりや気候変動対策が必要だと思います。


ちなみに泊まったホテルでは北陸応援割が適用で1000円分のクーポンをいただけました。

 

次回へ続く