我が北海道日本ハムファイターズは、予想通りの低迷ですが、ここにきて少々連勝気味(あまり期待はしないようにしています)。
そんなことで、エスコンフィールド北海道で初観戦をしてきました。
試合は、日ハム6ー0ロッテの圧勝。
王柏融の今シーズン初昇格即初スタメンで3塁打!
万波中正のファインプレーも堪能しました!!!
と野球の感想だけでは面白くないので、鉄道と旅が中心の本ブログでは、アクセスについての思ったことを書かせてもらいます。
今回は、家族4人で行ったので、駐車場(といっても公式の駐車場が満車だったので、星槎道都大学の駐車場(これも公式)から無料シャトルバス2,500円)としました。
札幌ドーム時代は、シャトルバスが各方面へ頻繁にあり、歩いて10分程度のところに市営地下鉄東豊線の福住駅もありで、自宅まである程度の時間を要したのですが、不便さは感じませんでした。
そして、エスコン。
既にいろいろなメディアで報道されている通り、アクセスが悪い!
JR北広島駅までは歩いて30分。
このJR北広島駅までのシャトルバスがあるものの、待っている時間を考えたら、歩いた方が早い。
また新札幌駅やJR野幌駅(函館本線)等へもシャトルバスがあるものの、運転手不足でJR北海道バス等辞退するバス会社もあり。
今回利用した、星槎道都大学の駐車場へのシャトルバスも60人乗りのバス2台で往復15分をシャトル運行。乗ってしまえばそんなに長くはないのですが、待っている身には待ち時間が長く感じ、札幌ドーム時代のように、1台発車したらすぐに次のバスが来るということにはなりませんでした。
自家用車に乗ってしまえば、私の自宅までは20分程度ですが、シャトルバスの待ち時間等を加味して、試合終了から自宅まで1時間半程度を要しました。
北海道は、車が中心の生活なので、駐車場の整備も重要でしょうが、やはり公共の交通機関でのアクセスにもう少し工夫が必要と実感しました。
他球場を例にとると、
私が行ったことのある球場では、
・ベルーナドーム(所沢)
目の前に駅があり、西武鉄道と連携し、試合終了後、直ちに10両編成の臨時列車を運行することで、あっという間に大量輸送ができてしまいます。試合後、負け試合であってもそれ以上のストレスは感じませんでした。
・京セラドーム(大阪)
とにかくアクセスが良いですね。
阪神電鉄難波線のドーム前から近鉄線方面と神戸方面へ直通。
地下鉄長堀鶴見緑地線のドーム前駅からは、市内各方面へ。
JR大阪環状線大正駅からも各方面へ待つことなく行けます。
・東京ドーム(東京)
いうまでもなく、JR中央線の水道橋駅がメイン。
それを補完するように都営三田線の水道橋駅と東京メトロの後楽園駅。
まあ、東京ドームは別格でしょうが、地域に密着した球団だからこそ、トータルでのアクセスを考えることで、集客増となり、結局は地域が盛り上がることにつながると思います。
話はエスコンに戻ります。
JR千歳線で球場近くに新駅をつくる計画はあり近い将来実現するでしょうが、今度は、列車の増発がどれだけ可能かになるでしょうね。
JR札幌圏主要駅の構造上、また列車の特性上6両編成が最大となるでしょうから、ベルーナドームのように10両編成を数分毎というのは無理でしょうが(例えば札幌ドーム時代東豊線は、臨時便も含め4両編成を4分毎に運転で対処)、6両編成の臨時列車を定期列車の合間に4〜6本程度運行できれば、なんとかなるのでは。
そうなると、列車の待機場所となりますが、現状で可能なのは、近隣で北広島駅改修で2本。あと可能性としては、西の里信号場で以前使用していた退避用線路を再度復活(現在は退避用線路は撤去されています)させて2本程度(ただしこの場合、本線を横断するポイントが必要)。上野幌駅、島松駅で特急や快速退避ダイヤ等を調整できれば、1本ずつ可能でしょう。
また札幌駅または苗穂駅から試合終了の30分前にに回送列車を送り込めばなんとかなるでしょうが、試合展開を読むのがまた難しいでしょうね。
それと、車両の確保と乗務員の確保も課題でしょう。
以前、新千歳空港駅開業前は、現在の南千歳駅が千歳空港駅として機能していました。この時は、空港へのアクセスキップとして、特急や急行列車も乗車できるものを発売していました。同様に、野球開催日のみ、新駅に特急も停車させて、特例で乗車可とするのも手かもしれません。
JR北海道は、全路線が赤字ですが、公共交通として、このアクセス輸送をがんばってもらいたいものです。
と、シャトルバスを待つ間に妄想してました。