昭和の女子高生、チェッカーズに沼る
高校生の頃
私はチェッカーズに夢中だった。
…というより、フミヤに夢中だった![]()
あの頃のフミヤの
ポップで可愛くて、ちょっと不良っぽい感じに
心を丸ごと鷲掴みにされていた![]()
見た目のカッコ良さだけじゃなく
あの歌声も大好きだった。
毎日チェッカーズのレコードをヘビロテする
だけじゃなく、髪型や服装まで真似していた。
ツンツンヘアーに
前髪の一部だけを口元まで長く垂らして
後ろ髪の一部も伸ばして結ぶ。
いわゆる「フミヤカット」![]()
今思えば、かなり"なりきっていた"と思う。
しかもそれを、セーラー服でやっていた![]()
高校生の頃は
4、5回チェッカーズのライブに行った![]()
仲良しグループにはチェッカーズファンがいなかったので、
ライブの時だけは、普段あまりつるんでない子たちと集結。
みんなチェッカーズっぽいファッションでキメて、"ミーハー"全開で参戦していた。
その頃にも一度
前から数列目の神席が当たったことがある。
大興奮して全力で黄色い声を上げていた記憶![]()
ライブのチケットも
今みたいな電子チケットじゃない。
新聞の片隅にライブの告知が載ると、
往復ハガキで応募する。
当選すると座席番号入りの返信ハガキが届く。
家族や友達の名前を借りて応募しまくり、
当選した中から一番良い席を選んで
現金書留で支払う。
今思えば、全部が昭和レトロ。
でもあの頃の私たちにはそれが最先端だった。
初期のチェッカーズは
有名な作詞家・作曲家たちが手がけた曲を歌う
アイドルバンドだった。
そんなアイドルにどハマりした
私の愛しい青春時代の始まり![]()
アイドルからアーティストへ
私が高校を卒業して、短大生になった頃
チェッカーズは、あの『NANA』を境に
本格的にメンバー自身が作詞・作曲を手がける
セルフプロデュースへ転換した。
アイドルから、アーティスト志向へ。
作詞はフミヤのものが多く
それまでよりも
歌詞もサウンドもずっと大人っぽくなった。
堂々とエロを漂わせる等身大の世界観には、
アイドル時代にはなかった新しい魅力を感じた。
ちょうどその頃
今の旦那たちのグループと遊ぶようになった。
居酒屋へ行けば、男子たちがカラオケで
我先にチェッカーズを歌っていた![]()
まだ、カラオケボックス前夜。
あの頃、チェッカーズは本当に
時代の真ん中にいたんだよなぁ。
結婚、子育て、チェッカーズ解散
結婚した年、旦那と2人で一度だけ
チェッカーズのライブに行った記憶がある。
その後、私には子供が生まれ
そしてその頃
チェッカーズは突然解散してしまった![]()
解散後、藤井フミヤはソロ活動をスタート。
フミヤが月9ドラマの主題歌として書き下ろした
ソロデビュー曲『TRUE LOVE』は
大ヒットした![]()
最初の頃は、CDを買ったりはしていたけど
ライブに行くことはなくなってしまった。
子育てに追われるうちに
気づけばフミヤ熱もすっかり凪になっていた。
フミヤが結婚したのも、ちょうど同じ頃。
息子さん(藤井アナ)はウチの長男と同学年
さらに娘さんも次男と同じ学年だった。
なんだか人生のタイミングが一緒だ〜![]()
と勝手に親近感を抱いている私。
20年後、再びフミヤに
20年ぶりにフミヤのライブに参戦したのは
『デビュー25周年ライブ』をやると
何かで知ったから。
当時フミヤは50歳目前だったかな。
年齢を重ねた今のフミヤは
どんなステージを見せてくれるんだろう![]()
そんな期待半分
もし今のフミヤにガッカリしたらどうしよう…
なんて気持ちも
正直ちょっとだけあった気がする![]()
テレビではバラードを歌う姿が多かったけど
実際のライブでは、昔と変わらない![]()
![]()
…というかそれ以上だった![]()
歌はさらに上手くなっていて
躍動感あふれるキレキレのパフォーマンスが
本当にカッコよかった![]()
ただ、こちらの問題が…
25周年ライブなら、シングル曲中心だろうし
何とかついていけるかな![]()
そんな軽い気持ちで行ってしまったら
ソロ曲は知らない曲が多すぎた。
会場では、みんながいつの間に用意してたのか
一斉に紙飛行機を飛ばし始めて…
いったいなんのことやらサッパリわからず
完全に蚊帳の外だった ![]()
![]()
長いブランクと勉強不足を痛感![]()
それ以降
少しずつ過去のCDを買い足して聴くようになり
ライブも楽しめるようになっていった
フミヤ熱が凪の間
当時大ブレイクしていた
CHEMISTRYやEXILEにもハマり
ライブで熱を上げていた時期もあった![]()
でも、いろんな音楽を通って
結局またフミヤに戻ってきた。
一般ではチケットも取りづらくなってきて
ようやくファンクラブに入ったのが5年前。
やっぱりFCは情報も早いし
座席も有利だと実感した![]()
![]()
そういえば
私が最初の更年期障害で
ライブに行けなくなってしまった時には
(その頃はまだ紙チケットだった)
長男が代わりに行ってくれたこともあった。
「めっちゃ歌が上手かった
」
と興奮気味に話してくれて
なんだかすごく嬉しかった![]()
フミヤのカッコ良さを再確認して
早くも15年。
今の私に響く、フミヤの歌詞
彼はチェッカーズ初期から
シングルB面やアルバム曲の作詞を多く手がけ
ソロになってからは全て自分で作詞している。
ラブソング、人間愛、応援ソングなど…
自分にゆとりができて、改めてじっくり聴くと
難しい言葉は使わないのに
その言葉ひとつひとつのセンスが本当に素敵だ。
フミヤは昔から読書も趣味みたいだし
絵画展を開催できるほど絵も上手い。
そんな豊かな感受性と人間性が
あの詩を生むんだろうなと思う。
本人が書いた歌詞を、本人が歌うからこそ
ノンフィクションみたいに感じる曲もある。
この歳になると、ラブソングは
妄想しないと書けないらしいけど![]()
時に、これは愛する奥様へのラブソング![]()
なんて、つい想像してしまう歌詞もあるから
フミヤの純粋で"素"の部分を感じられて
とても優しい気持ちになる![]()
再燃ではあるけど
女子高生の時のような熱いエネルギー![]()
とは違うかな。
それでも、これからもFFとして
長く楽しく応援していきたい、58歳の私![]()
余談、フミヤみたいな先輩
短大に入学して間もなく入ったサークルに
とびきりフミヤに雰囲気の似た
おしゃれな先輩がいた。
初めて会った瞬間、一目惚れ![]()
高校時代に叶わなかった恋の相手も
一瞬で忘れるほどのビビビな衝撃だった
…まぁ、残念ながら
その先輩にもハートブレイクだったんだけど
寝ても覚めてもチェッカーズに夢中だった
女子高生から
現実の恋へ一気にシフトチェンジした短大生。
"脱ミーハー"したのは
そんなウキウキした毎日を見つけたから![]()



