ピアスでプチおしゃれ〔その3:セカンドピアスの注意点〕 | 健康は みんなのもの ~皮膚科医のブログ~

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ファーストピアスでピアシングをして、

そのあと入れるのがセカンドピアスです。
どんなセカンドピアスを選べばよいのでしょうか。
色や飾りは好みですが、ピアスのトラブルより検討しましょう。


◆軟骨の炎症

軟骨のある部分にピアスを開けると、

数か月後、炎症を起こすことがあります。
ピアスを外しても痕が残りますので、

軟骨にはピアシングをしないほうがいいです。

◆耳がちぎれる

耳の下のほうに開けると、何年かして

耳が切れてしまうことがあります。
重いピアスをするとなりやすいです。


取り返しがつきませんので、ピアシングは

耳の下端から5ミリは離してください。



◆ピアスが埋まる

ピアスのヘッド(飾りの部分)が耳に埋まって取れなくなることがあります。
ピアスのヘッドが小さいのも原因の一つですが、

キャッチを深く入れすぎるとなりやすいです。


ピアスの軸には、キャッチがカチッと留まる溝があります。
それより深くキャッチを入れこむと危険です。



◆金属アレルギー

「18金」「ステンレス」「何の金属か書いてないもの」は、

アレルギーを起こすことがあります。
最もアレルギーを起こさない金属は「チタン」です
チタンメッキもありますので、「純チタン」が最良です。


「樹脂」は金属ではありませんので、

もちろん「金属アレルギー」は起こしません。

その意味では最善といえるでしょう。

◆化膿する

ピアスを入れる時にピアスホールを傷つけると、

そこからばい菌が入って化膿することがあります。
ピアスが引っかかって入らない時、

無理に押し込まないようにしましょう。
 

耳の裏から入れてみて、道筋を通してから、

再度試みてはいかがでしょうか。

以上を注意すれば、決して怖くありません。
ピアスでプチおしゃれしませんか。
やっぱり、春は、ピアスでしょ!