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ー花まるおやこクラス大人のみなさまへー
1時間のクラスの間、様々な輝く光景がありました。参加しているみんなそれぞれが感じて、
考えたことをシェアできたら『みんなで「個」育て』の場がまた広がりそう。そうした想いでキロクを作成しています。
大人のみなさまの感じたことキロクも、載せてOKの範囲で載せていきますね♪
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11月第1回のクラスは後期の初回クラス。
1歳コースから上がってきた仲間たちとご対面^^
一緒に遊べることを心から楽しみにしていましたよ♪
2~3歳クラスにずっと通ってくれている2歳さんは、洋服や身につけるものに自分のアレンジを加えて登場してくるのが定番になってきました。今日はパーカーが後ろまえで登場。
「こっちで着たいみたいだったので」とママが補足。
前のフードがいいねぇ、伝えると、にこっ。きっと気づいてくれるタイミングを待っていたのかな。気づいて声をかけた時のどや顔が毎回たまりません…♡
1歳クラスだった子たちは初めての2~3歳クラスにどんな様子で来るのかな…と思っていたら…
ある子はベビーカーから降りるなり、流れるように階段に向かい、ペットボトルを両手で持ったまま自分の力だけで駆け上がってきました。早くクラスに入りたい様子。ママは後から追いかけます。
給湯室に寄ってからクラスに来た子は、給湯室から満面の笑みを浮かべ、しっかりとした足取りで教室に向かいました。
子どもたちと接していると、こちらが想像している以上に、子どもたちがたくましく成長していることに驚くことがあります。
彼等はすでにその場を一緒に作っていく一員になっていました。
ママという安心基地がいつでもある中、子どもたちは外の世界にどんどん足を踏み入れ、新たな世界を経験していきます。
たくさん一緒にあそぼうね!いろんなことを一緒に経験しようね!これからよろしくね!
今回の事前アクティビティは型作り。
〇△□の段ボールで型どりしたものをセロハンテープでつなげて
形をつくっていきます。かたちの違いを楽しんだり、何かに見立てたり
手を動かしながら好きな形を自由に作ります。
段ボールを手にし、立てて固定している子がいました。手先に意識を集中して位置を調整します。
立った…!!
二つ作っておだいりさまとおひなさまのように、かわいい姿が出来上がりました。
最初はママと近くにいたくて泣いていた1歳さん、段ボール素材が出てくると、一気にあそびモードの表情に。
お気に入りの1枚の四角をずっと手にしていたね。形をつなげるとおでんのようになりました。2歳さんはそれを見て同じ形を同じ順に組み合わせていく。観察力と再現力が光ります。
さらに長くつなげたいとパーツを次々に集め始めました。1歳さんのお気に入りの四角もつなげようとすると「それは〇〇くんのお気に入りみたい」とママが声をかけます。ちょっと視線を1歳さんに向けてその1枚を離してあげる。1歳さんははっきりアピールしたわけではないけれど、ふたりが汲み取ったシーンでした。
かつてないほど厳しい、眉間にしわのよった表情でセロハンテープを引っ張っている子がいました。
切ることではなく、引っ張ることをしたい様子。
びびびーっとセロハンテープがダイナミックな音を立てます。
近くでやりたそうな子がいる…「かして」と言われて最初はゆずってみましたが、すぐに「ありがとう」といって自分の手元に。自分のこうしたい、をどうやったら実現できるのか考えたのかな。ありがとう、を選んだところがすごいね。
テープを欲しそうだった子も、「かして」と自分の気持ちを言葉にできたんだね。短いテープをもらうとそこから切り替える姿が。
様子を察知して、譲ったようでした。自分の意志を伝えられるのも、相手を感じられるのもすごいなと感じました。
(*今回、チョークの粉と作った型で遊びたい!と事前アクティビティを考えていたのですが…
五感あそびに没頭していたら、出すのをすっかり失念しておりました…💦
ごめんなさい…!次の機会にぜひ出したく、保管をさせていただきます…!)
今回は、はじめまして同士の方もいるので簡単に自己紹介タイムをとりました。
テーマは「1日の中の自分が好きな時間」そして「子どもが好きだろうなと思う時間」
自分が好きな時間では、
自分1人の静かな至福タイム、子どもとの幸せな時間…
夜の時間帯が多かったのが印象的でした。
めいいっぱい動く昼間と静かな時間が流れる夜。
夜に充電したパワーを昼間に放出して、また夜を迎える。
共に育児に奔走しているみなさんだからこそ、共感できるシーンも多かったです。
そして、子どもたちがきっと好きだろう時間。
「幼稚園バスの音が聞こえたとき(お姉ちゃんが帰ってきた!)」「朝家族のみんなを起こすとき」
「みかんを食べるとき」「日曜日の朝」「お兄ちゃん二人にハグされるとき」
子どもたちの表情、動き、声のトーン…子どもたちの心の高揚をママたちがキャッチしている瞬間でもあるのでしょう。
家族の幸せな光景が目に浮かび、胸がいっぱいになりました…♡
トーク中、ママたちの話にスタッフが心を射抜かれ体をのけぞる様子を見て、
笑いながら前に体を倒したり手を叩いたりしてリアクションする子が。感じとり、まねっこする…。心で共感してくれていたね♪
さぁ、お待ちかねのふれあい&表現あそびのスタートです!
恒例の「よってよって」の歌ではママたちのアレンジが光りました。
お腹を支えて飛行機のような体勢にしてみたり、脇だけ抱えて足をぶらーんとさせてみたり。
「これきっと嬉しいよね!」を子どもたちの表情からキャッチして、オリジナルの方法を生み出していく。
真っ先にママにだっこしてとリクエストしている子もいたね。
おとなが遊具になったら…?
おとな公園ではダイナミックな動きも。教室を歩いていた子どもを後ろから追いかけていき、つかまえて激しくぐるぐるするおとなのあそびの迫力たるや!その瞬間、くしゃ~~っと笑顔があふれました。
こうしなきゃではなく、こうしたら面白い、こうしたい、で動いてるから、突然のだっこやぐるぐるが
二人にとってそういうあそびとして成り立っているように感じます。
ママの足トンネル!ふたり同時VER♪ふたり同時、にワクワクしているようだったね
ママがライオンになり、追いかけるシーンでは、2歳さんが突然ライオンに豹変。
威嚇した後に、「ふ~」とやりきった顔をしていました。
クラス後、ママたちと話している中で「あれは、オスの魂が出てきた瞬間だったね」と話題に上がったシーンでした
2人同時にマスカーテープを探究するシーン。叩いた時の触り心地、音を確認。1人が端っこのシートをめくって探究、もう1人も続き、1人がサッと去ると続いてもう1人もママのもとへ。2人でやりたかった時間だったのかもしれません。
五感あそびの冒頭には
「おやこクラスで育つ6つの力」ーおやこクラスでおやこを見ていて伸びているなと感じる力を紹介しました。
今回取り上げたのは、「観察」。子どもたちを見ていると、他の子のあそびのまねっこをしながら、自分のあそびを広げていくシーンに出会うことがあります。そして、まねっこしても決して同じものはできない…唯一無二のものができていく。そこに新しい発見もあるから、あそびがさらに発展していく。大人もそう。いいなと思ったらまねっこしていいし、他の人のあそびから着想を得てもいい。そして、おやこクラスでは大人は外野ではなく、子どもたちと一緒にあそびの輪の中にいる。だからこそ、今わが子が感じている心の動き(こんなところに着眼したな、今周りから吸収したな、など)を感じながら、子どもの今をより知っていく…。
そう思うと、同じ輪の中で、子どもも大人も影響しあいながら、力を伸ばしているなぁと感じるのです。
6つの力の説明を誰よりも近くで熱心に受けとめる方。
うんうん、見せて、聞くよ?っていう(笑)トークも含めて楽しんでいるようでした。新しい道具や素材が出てきたときも、指をさしてすぐに気付き、ママに教えている。スタッフの動きをとてもよく見ていたね。クラス歴最長の貫禄かな…?
さて、今日の素材「チョーク」が出てきました…✨
チョーク同士がぶつかる、かすかな音をしばしみんなで味わいます。
こんな音がするんだね。
子どもたちにとっては初めてのものとの出会い。
おとなも必ず新たな発見があるのが、子どもたちと一緒に新たなものに出会う面白さの一つです。
袋からチョークを取り出し描く子どもたち。周りの子どもたちをキャッチしながら自分の手を動かす。
しだいにチョークで描く動きがダイナミックになっていきました。
さて、ここからチョークが変幻自在にいろんな姿に変わっていく姿は圧巻でしたよ~~
まずは、「網」を渡してみると…
ふと思いついたように、緑のクレヨンでツリーを書き始めました。
ツリーの絵を指でなじませた後に、網でチョークを降らせます。
雪をイメージして白のチョークをチョイスしたそうです。
細かい白い雪がお空から降ってきました。
網を受け取った瞬間、顔に押し当てる様子が…。
そちらからどう見えているのかな…♪
みんなの反応を受け取って、一度手を下ろしたけど、もう一度。
注目を浴びて反応ごと楽しむ。
あそび方に正解はありません。
網の上にスプレーをすると、網にチョークの色がつき、網の模様が描けることを発見したおやこがいました。
網のこの使い方の発見が、この後の壁面でのあそびをぐっと広げたのでした…♡
「手がきれい」と言われ、自分で見てみた後、スタッフが反応すると見せてくれた写真。
直後に隣にいた1歳さんも同じようにして見せてくれました。
心の躍動を共有しあう空間が広がります。
水につけたチョークの音をおやこで耳を傾ける。きゅうう~~と可愛い音がしましたね、
「泡も見てみて」と発見を伝えあいます。
その後「水に色が…」と発見。実はチョークの種類によって、溶け具合も変わってくるのです。
二種類のチョークを入れて、違いを観察していました。
石が出てくると、「石あるよ」とママが渡してくれました。渡されると嬉しそうに両手でカチカチ。
かなり大きめの石も片手で掴みます。聞いてみると普段から石をよく拾っている、いわゆる「石拾いびと」だそうです♪
石に顔を描いて、石ちゃん・石くんと名付け、おやこでじっくり眺めます。
「シュッシュお願いします」と、ふるいの中にスプレーをお願いするママ。おやこのコンビネーションが生まれます。
「ママ、開けてみて」という言葉に、ふるいを外します。見事に色が複雑についた模様が広がりました
隣でも「やってみようか」と着想を得るおやこが。2組のおやこが影響し合いながらの壁面創作です。
スプレーを「雨」と表現するママがいました。
「雨降らせてくれる?」という言葉に「あめー」とその感性をキャッチする2歳さん、
隣にいた1歳さんも「あめー」とつぶやきます。同じ空間にいながら、言葉を受け取りあっていました。
色が垂れてくるのを見て…「ねぇ、色の雨。」さらに気づきをことばにします。
一本一本、色が違って美しい雨が降りました。心が震えました。
こちらでは段ボールの壁面あそび。
一つの段ボールともう一つの段ボール。材質が違うからこそ、チョークの映り方が全然違うという新しい発見が…
片栗粉とチョークを溶いた粘りがある色水。
ちょうどいい濃さを作って、壁にくっつける。
ママがぺたっとやった後に、毎回2歳さんがスプレーで水かけて雨みたいに綺麗な色が流れていました。
流れた綺麗な色の水が下に溜まって、それも綺麗…。親子の共同制作です。
あるママが一緒にやりたくなって、チョークで彩った網を段ボールの上の方にくっつけてみました。くっつくかなぁ…とちょっと心配していたら、近くにいたママがすかさず網と段ボールをギュギュってと押しつけてくれたそうです。
網をはずすと…綺麗なカラフルな網目模様が。
サポートしてくれたママは、おやこそれぞれのあそびに夢中になる前、我が子のわくわくに「それおもしろいね!こんなのはどう?」と共感し、時にさりげなくサポートをしている姿をよく目にします。
そして、ママと一緒心を動かし、どんどん遊びに夢中になっていくお子さんの様子が印象的でした。
サポートしてもらったママは「これかーー!!!」と思ったそう。
こちらのワクワクを受け取って、一緒に心動かしてくれて(受け取って共感してくれる心地よさよ…)、そしてさりげなくサポートしてくれる。
おやこがそれぞれゾーンに入る前にも、お子さんもきっと同じように心地よさを感じて没頭していくのかもなーと思った時間だったようです。
片付け時の発見お手拭きで手をふいてみたら…
気づくとこんな遊びきった跡が…♡
あっとういう間に1時間が経ちました。
あるママがクラス後にこんなことをシェアしてくれました。
クラス中、「自分の子どもを見なきゃ」と心も身体もわが子にアンテナが張りすぎているときがあった。
壁面であそんでるおやこを見て、「楽しそう!」と思って、わが子から離れて行ってみた。
そしたら、心が躍って自分がやりたいと思うことが湧いてきた。
手を動かしたら、楽しくてどんどん夢中になった。
ふとわが子を見たら、違うものに没頭して遊んでいた。
自分の心も躍動していると、わが子の今をより感じられて、より観察が楽しくなった。
自分の心の「なんか違うな」を敏感にキャッチして、まずは自分のワクワクを選択してみた事例なのかなと思います。
自分の心が躍動してくると、いろんなものが感じられるようになってくる。
感じたことキロクのある方の言葉↓↓
我が家ならではですが、息子と母は同じ場所にいながら別々のことに没頭して遊んだ気がします。たまに息子がこうするなら母はこうしよう、母がこうするなら息子はこうしようと、掛け合わされた瞬間が何度もあり、とても微笑ましかったです。
おやこクラスでは、おやこ一緒にあそぶ時間があってもいいし
それぞれ没頭する時間があってもいい。
それぞれがやりたいという心に従って過ごしているからこそ、
気持ちが響きあい、発見や化学反応があると感じています。
そして、自由にやりたいように、がベースのあそびやその中で生まれるアートは
正解がないからこそ、「そんなこと考えたんだ!」「そんなこと発見したんだ!」すべてプラスの言葉が教室中に溢れる。
まずはやってみる楽しさ、生み出す楽しさ、かかわる楽しさ…。
沢山のことを感じて今回も空間を共に過ごしました。
また思い切りあそびましょう
▼▼▼みんなの『感じたことキロク』▼▼▼
今日は一段と張り切っていました!いつも入口のところで先生達の姿が見えると少し緊張してくっと固まるのですが、今日は階段で先生と目が合うとニコニコでご挨拶。花まるさんも娘のホームの1つになったようです(^^) 素材のチークは、水との相性が抜群だったことが驚きました!ザルで削ったチョークを使ったアートはサンドアートのようで、色合い・形が振動でも変わり見ていて飽きなかったです。今回のハイライトは娘が霧吹きをマスターしていたことです。使い方を聞いてきたところ始まり、クラスが終わる頃には真剣な表情で、チョークに霧吹きで水をかけました。お友達の雨みたいという言葉を聞いてすかさず水がしたたるほど吹きかけ、雨だ〜と共感していました。最後まで雨作りに集中し、クラスが終了しても珍しく娘から「もう少しやりたい」と聞けて嬉しかったです★
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今回もお教室を楽しみにしていました。今回からお友達が増えましたが、自分が1番年上だとわかったのか、少し得意げになっていたような気がしました。帰ってからも「お姉ちゃんだからねぇ」となんだか嬉しそうでした。 いつもは触れ合い遊びのあいだ、ママにべったりの1歳〇〇が触れ合い遊びの二曲目で抱っこから離れられたことも成長を感じました。
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はじめましてのクラスでしたが、息子はいたって変わらず張り切ってクラスに向かいました。時間が前のクラスより早くなったことで大好きな電車に乗ってクラスに向かうことができ、とても大興奮でした。 アクティビティでは、息子らしい表現で立体的に細かい作業で作品を作りあげてました。途中、セロテープが欲しい時も貸してと言えたりして、お友達との受け答えが少しずつできるようになり、安心しました。 はじまりの歌やふれあい遊びを一通り楽しんで、今日の素材を!と袋を出してもらった瞬間に手が出てたので、変わらない息子の姿勢が見れました。 チョークは描くと言う動作だけでなく、砕いたり、溶かしたりと実験と思いつきでいろんな変化で遊べました。 我が家ならではですが、息子と母は同じ場所にいながら別々のことに没頭して遊んだ気がします。たまに息子がこうするなら母はこうしよう、母がこうするなら息子はこうしようと、掛け合わされた瞬間が何度もあり、とても微笑ましかったです。 最後に何気に息子の手を拭いたティッシュが折染みたいにキレイな作品になり新たな発見でした!