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ー花まるおやこクラス大人のみなさまへー
1時間のクラスの間、様々な輝く光景がありました。参加しているみんなそれぞれが感じて、
考えたことをシェアできたら『みんなで「個」育て』の場がまた広がりそう。そうした想いでキロクを作成しています。
大人のみなさまの感じたことキロクも、載せてOKの範囲で載せていきますね♪
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8月の通常クラスのお休み期間を経て
久しぶりの通常クラス再開です♪
それぞれの夏を越え、教室に集合しました!
教室に来た子どもたちは、
「こんにちは!」と大きな声で挨拶したり、何も言わなくても自分の靴は自分で定位置にしまっていたり、
自転車のヘルメットのカッコよさを指さして教えてくれたり…。
子どもたちの頼もしさ、それぞれの成長ぶりを感じます。
おとなたちは、夏休みお疲れ!とエアーで乾杯したり、
LINEでやり取りした夏のエピソードについて話したり…
それぞれがじゆうに過ごすのがクラス前の時間です。
クラス前アクティビティとして、今回行ったのは、
牛乳パックの細く切った台紙を使った「型抜きづくり」♪
台紙の端と端をホチキスでつなげて、型抜きを作ります。
こう作らなければならないという正解はありません。
素材を目の前にした3歳さんからはホチキスをやってみたい気持ちに溢れていました。
「まずはこっちをやりたいんだよね」とママに手渡されたホチキス。
新しい道具を目の前にドキドキが伝わります。
端と端をつなげてママに抑えてもらい、パッチン。
顔をあげてぱっと広がる笑顔。喜びが溢れる。
できたわっかを受け取り、そっと頭に載せて冠にしてみたり、
穴から覗いてみたり、1歳さんと一緒に投げて追いかけたり。
身体全身でこんな遊びもできる!を発見、表現していました。
クラス前の「運筆のじかん」を終えた年少さんたち。
一緒に型抜きに参戦です。
兄弟参加の2年生さんは、
つなげて作った大きなわっかを見て「これは月なの」と教えてくれました。
運筆のテーマ、満月とお団子に着想を得たのかもしれません。
「そういえば、この間十五夜があったね」
「お月様まんまるで綺麗だったね!」と話題になりました。
すると3歳さんがパッと前にやってきて、「このあいだ…ね!おつきみのとき…!おだんごコロコロ…つくったの…!」
と一生懸命言葉を紡いで教えてくれるシーンも。
ことばを通じたコミュニケーションが双方に行き交いました。
その横ではホチキス止めに何度も挑戦する年少さんの姿が。
繰り返しやりたい気持ちを察して、
「ここホチキスで止めてくれる?」とホチキスやさんになったように
双方からお仕事の依頼がされていました。
おやこを越えたお願い、やりとり。
みんなで年少さんの挑戦を見守りました。
おとなたちは、型作りではしずくのような形、小さな三角の形を作っていましたよ!
小さな可愛い形に心躍りました。
クラススタートです♪
それぞれのお返事タイムでは1歳さんが「はーい」と自分からお返事する姿が。
表現あそびでは前回に引き続き、特別ミッションを行いました。
「おとなたちが目をつぶっている間にシフォン布を隠してみよう!」
さて、わが子はどこに隠すと思いますか?
今回はそんなおとなの予想タイムも入れてみました。
▲どこに隠そう、のワクワクが伝わってきます。
前回は机の下でしたが、今回は見つからないように、
さらに一工夫していましたよ♪
年少さんはビニールシートの下、2年生は机の下にある段ボールの中に
もともと入っていたかのようにむしろ目に見えるように自然体に入れる…。
なかなか考えましたね!
▲しばらく考えた末、置いたのは…
なんとママの頭の上!
これはスタッフも予想外の場所でした♪
ママの意外な反応も予想した上でのその位置だったのでしょうか。
▲かぶさったシフォン布で偶然生まれたおやこのあそび。
幸せなひとときの時間。
創作前、おやこに向けたグランドルール確認の時間。
今回は、
「誰かのあそびや作っているものを『いいな~』と思ったとき、まねっこしてもいいと思う?」
と問いかけてみました。
おやこクラスは「自由」なあそびの空間なので、もちろんOK!
自由とは自分で選びとること。
まねっこしたとしても、まったく同じには絶対になりません。
子どもたちは意識せずにいいなと思ったものを取り入れていると感じています。
もちろん、大人の皆さんだって子どもや仲間のいいところをまねっこしていい!
自由度の高い創作テーマだからこそ、
今一度ARTのとびらの哲学をお伝えしました。
今日の素材、紙粘土が登場。
まずは見た目だけで
「どんな感触だと思いますか?」
とイメージをしてもらいます。
実際に触ってみると…
「もっとベタっと手にくっつく感じかと思った」
「もっと重いのかと思った」
との大人の感想。
子どもたちは手でなでたり、こねたりして味わっています。
小学生のお姉ちゃんは触った瞬間、目を見開いていましたね。
「気持ちいい〜」という声も。
しばし皆で素材を味わいます…。
ぎゅっとにぎったらどうなる?
指の間から飛び出す様子、感触が面白い!
ぺっちゃんこにするには?
子どもたちは体重をかけて形が変わるのを楽しんでいる様子がありましたね。
「テーブルにてのひらでぎゅっとおしつける感触が最高に気持ちいい!」
と大人の参加者の方の発見もありました!
▼見て! 細〜くなったね。
ちぎれる感じも面白い!と皆でやってみました。
しばし感触を味わいます…
▲3歳さんはコロコロ…テーブルを使っておだんご作りをしていたね。
1歳さんはテーブルの上に粘土を乗せて指で押して、感触を確認しているようでした。
▲1歳さんが立ったタイミングで、粘土によいしょ♪
大人のアシストで乗ってみたようです。
3歳さんも「やりたい!」と言い、足で型をつけていたね。どんな感触だったかな。
ここで、形を変えることができる道具を出してみます。
糸や棒で切ったり、
筒で伸ばしたり、
コルクをスタンプみたいにしたり、
筒の穴に粘土を入れてみたり。
金網を使ってメロンパンやマンゴーも生まれました!
スタッフ含めてみんな夢中…😆
▼色んな形のパスタ×紙粘土
転がして模様をつけるというワザ!
▼強く押し付けたパスタの跡が面白い!
ボツボツした模様は何で付けたかわかりますか?
正解は…「しゃもじ」でした!
▼金網をお皿のようにして、広げた粘土にパスタを刺してみたんだね。
さらにストローで穴を空けて、中に入った粘土に集中…。
▼粘土にラップ芯をおいて「うー、とん!」という掛け声で繰り返し型を抜いていたね。
普段、砂場で型抜きをするときの掛け声だそうです。
▼手作り型できれいに抜けました!
次に、色んな作品の形を見せて、
紙粘土の相棒となる道具や素材を紹介します。
好きなものを選んでね。
▼絵の具も準備。
小学生のお姉さんにお手伝いしてもらいました!
ありがとう!
▼木の枝に鳥がとまっている!
粘土が雪のようにも見えます。
▼木の枝と組み合わせて…お団子!
作品が次々に変化するのも、粘土の楽しさ!
▼粘土の中に、小さなパーツを練り込んでみると…
宝さがしみたいだね!
▼えのぐを粘土に混ぜると、
マーブル状に変わっていく色、感触…
ここにも、没頭させられる楽しさがあります。
▼できたー!
手もいっしょに作品になっているね。
▼「ねえね、どの色使った?」 「ママみたいにする!」
人のいいな、と思ったところを取り入れて、
唯一無二の作品にしていきます。
▼きょうだいでビンという同じ素材を手にしていますが、「こうしたい」はそれぞれ。
素材を分けて入れたビンから、他の容器に移している3歳さん。そして、様々な場所をペンで書けるか実験を繰り返したのち、今日お気に入りの水色のペンで蓋を丁寧に塗っている1歳さん。
次々にひらめくあそびに没頭しているうちに、
あっという間に時間になってしまいました!
それぞれ、おうちに持ち帰りたいものを袋に詰めます。
帰り際、みんなで靴を履く光景…。
次回も一緒にあそぼうね!!
▼▼▼みんなの『感じたことキロク』より▼▼▼