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ー花まるおやこクラス大人のみなさまへー

1時間のクラスの間、様々な輝く光景がありました。参加しているみんなそれぞれが感じて、

考えたことをシェアできたら『みんなで「個」育て』の場がまた広がりそう。そうした想いでキロクを作成しています。

大人のみなさまの感じたことキロクも、載せてOKの範囲で載せていきますね♪

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今回のテーマは『えのぐ第2弾!』

前回は米粉えのぐを使って、模造紙やテーブル、白いバットの中に描いていきましたが、

『えのぐ第1弾!ー体で描くー』のキロクはこちら♪

 

今回は平面だけでなく、立体にも描いてい行きました!絵の具も米粉ではなく、とろんとした質感が気持ち良いこれまた身近な素材を使用。えのぐ回を心待ちにしてくれているママもいらっしゃいましたね。

 

えのぐの楽しさを知っているメンバー、汚れてもOK!濡れてもOK!な恰好で集合しました!

と、その前に・・・挨拶前アクティビティで今日のテーマとなる立体創作を行いました。

 

前回使ったペーパー芯を好きなようにマスキングテープでくっつけていきます。目の前に芯が置かれると各々あそびがスタート。

 

マスキングテープがくっついたおもしろい立体ができました。ここに絵の具を落としたらどうなるんだろう・・・

 

長さが違う芯を合わせて上から見ても立体感がある作品。潰してお花のようになっているところが可愛い!

 

さぁ、挨拶をしたらふれあいあそびスタートです!

 

子どもたちはふれあいあそびが大好き。特にくすぐられるあそびが大好きで声を出して笑っちゃう。

笑いがとまりません。

 

大好きな人に触れられて、大好きな人の笑顔が見られて、大人も子どもも心満たされる時間です。

 

最近の定番メニューの大判布あそび。青い大きなシフォン布が出てくると、いち早く布の下に入り込みました♪真ん中で止まって、上を見上げる。顔に布が触れるのが気持ちよさそうでした。

 

布が当たるか当たらないかぐらいの場所で、布が動くたびにあらわれる風を感じています。布の動きと顔にあたる風、五感フル活用で布を感じます。

 

子どもたちを見ていると(こういう楽しみ方もありますよ)と教えてくれているようです。同じ道具を使っても、あそびの展開は変わります。その時、そのメンバーだからできるあそびがある。

 

さぁ、カラフルな虹色シフォンを越えるとその先に待っていたのは『色の国』

これからどんな色に出会えるかな♪ということで五感あそびに突入です!

 

あそぶ前に今回は参加者のみなさんが書かれている感じたことキロクから1つの言葉をシェアしました。新聞紙の回のキロクにあった「好き放題できて満足でした」という言葉。

 

満足するほど好き放題できるということは、自分の心を感じそれを表現し続けたということ。そしてきっと我が子の心の動きも同時にキャッチしていたのだろうと感じました。子育てもあそびもひとつの正解はありません。自分の心と我が子を感じて考えていく中で、それぞれオリジナルの答えが見つかっていく。

 

自分の心と目の前の我が子に安心して夢中になれるよう、これからもあそびの環境を整えていきますので、これからも好き放題あそびつくしましょう!!

(五感あそびに入る前にえのぐあそび用の服に華麗に変身したママが!そして、えのぐということで白いTシャツで参加したママも!あそびの準備は万端、最高です!!)

 

では、さっそく今日の絵の具の下地となる素材を渡します。透明な液体・・・何だろう。

 

白いバットに出してみると何やら透明なプルプルが(途中プニという可愛い名前が付きましたね♡)大人たちにはお馴染みのとろりとして、時々透明な塊ができることもある『煮詰めた片栗粉』子どもたちは粉の状態や水と掛け合わせた状態で触れたことがありますね。煮ると触感や見た目が変わることで新たな片栗粉の楽しみ方が見つかりました♪

 

透明な片栗粉液に合わせるのは水彩えのぐ。透明スプーンに乗ったえのぐの中から、好きな色をえらびました。スタッフが素材や道具を運んでくると、さっと近くにきて何かな?と待っている男の子。待っている様子からワクワクが溢れ、そして(これはきっとおもしろいものがある)センサーが輝いています。

 

 

最近は「自分の道具」が欲しそうな様子を見せているね。自分だけのトレーを渡すと片栗粉液を流し、青い絵の具を手に取りました。片栗粉の透明な玉と合わせると、氷河のように。手を握りながらギュっギュっと音を出していました。いい音。

 

そのあとはトレーに手を押してスタッフに(写った)と教えてくれました。机の上にも手形。バンバンッという音と共に現れる手形のアート。そこに黄色の色がついたママの手も加わり新たな色が生まれました。

 

青いえのぐに夢中になる我が子の傍で、黄色いえのぐを作るママ。ちょうどいい水加減にすることに集中していて、トレーが絵の具を弾く様子を楽しんでいました。

 

途中途中で我が子に「えのぐをもらっていいですか?」と聞くママ。「いいよ」と答える男の子。ママが彼の作っている世界を大切にしていることが伝わってきます。我が子の今を感じ取っているからこその光景。

 

えのぐの道具が来ると、細かく足踏みしながら手も動かして気持ちを表現していた女の子。ママが「わくわく~だね!」と言いながら同じように体を動かす。

まずは、片栗粉の透明な玉プニに心惹かれました。握って幸せそうな表情で気持ちを表現してくれました。こちらが受け取ったことを確認すると「うん」と頷いて、またプニに視線を戻しました。しばらくするとまた幸せそうな顔をこちらに向けます。プニにクラスの最後まで心惹かれていました。前回はビー玉に、今回は透明な玉に。そして雨上がりの公園では雫に・・・彼女の感性が磨かれ、自分が何に心惹かれるのか、何を綺麗と感じるのか、そうした軸となるようなものが確かに育ってきているように感じています。

 

そしてそれは、これまで近くにいるママが、彼女が感じてこうしよう、こうしたいと表現することを見守り、時には一緒に味わってきた時間があったからこそ。

 

我が子が心惹かれているプニに、ママも心惹かれていて透明の塊が薄く色に染まっていく様子を見て「綺麗」と嬉しそう。模造紙の一角にたくさんのプニを集める様子も。ママからプニを渡されると、女の子はペーパー芯の中に入れて中を覗き込んでいました。プニにこんなにも様々な味わいかたがあるとは・・・

 

平面の模造紙の上に、様々な立体を置きました。卵のケース、段ボールを立体にしたものなどなど。模造紙の上の絵の具を手のひらで伸ばしたり、えのぐの付いた手をたたくたび、音と共に模造紙の上の模様が変わっていく。

 

  

 

ペーパー芯の中に絵の具を注いでみる、手のひらでえのぐをすくって立体にパシャとかけて みる。

 

  

一人一人が夢中になっている静寂の中聞こえる絵の具の音や、レジャーシートに足がくっつく音、外を通る救急車やトラックの音。今回のテーマは「平面と立体」だったけれど、「音と色」という名前がぴったりな回となりました。

  

最後は、クラス前アクティビティで作ったペーパー芯の立体作品も登場。あそびの中で色づいていきます。

  

作品の好きな側、好きなポーズで撮影♪

 

夢中であそんでいる時に見える光景、少し離れて全体を見た時の光景。その違いに大人みんなで驚きました。近くで我が子を観察しているときと、少し離れて観察するときも見えるもの感じるものが変わります。もの事も人も様々な面を持っている。クラスで一緒にあそびながら、みんなの捉えたこと、感じたことをシェアできることに感謝です。

 

(ここにも素敵な作品が・・・♡)

 

8月はクラスお休み月。次にお会いするまで少し時間があきますが、何かあればいつでもご連絡ください。

 

そして、また一緒にあそべる時間を心待ちにしています!

 

▼▼▼みんなの『感じたことキロク』▼▼▼

本日も親子共々楽しい時間をありがとうございました! 片栗粉絵の具は、手触りが良く、色合いに透明感があって、色同士を混ぜた時の色彩変化がゆったりとしていて美しかったです。水彩絵の具の良さが存分に感じられました。広い紙に色をつける道具は自分の手足! 生み出した色や塗り方の発見を皆で共有しながら色の世界をどんどん広げていく空間が心地よかったです★その賑やかな雰囲気につられて、娘は誰かが一筆描くごとに歓声をあげていました!高ぶった気持ちをみんなの前で言葉に出してくれたことが嬉しかったです。 娘が自分の横に座るように私を呼んでくれたシーンがありました。そこには私が塗った絵の具の上に娘のカラフルな足跡がありました。つい色味の統一感を考えがちでしたが、その一手で、感覚で描いた部分の方が好きなことに気がつきました。そこからリミッターが外れて更に楽しくなりました! 私の一番好きな色はオレンジ色です。娘がかき回したパレットは、黄色からオレンジ色に変わっていました。私好みの色で、熱中して画用紙に描いていると気が付いたら、私のTシャツには娘のオレンジ色の手形がペタペタと残っていました(^^)このTシャツは、花まる専用にしようと思います!これからの活動でどんな色が加わるのか今から楽しみです! 色に興味を持ち始めた頃合いだったので、色の世界での冒険はすごく刺激的だったと思います。本日も、心からワクワクする楽しい時間をありがとうございました!

 

 

今日は前回休んでしまって悔しい思いをした絵の具の会リターンズ!! 先生と話す度に「絵の具やりたかったです…泣」と伝えていましたが先生から「もう一度絵の具をやります!」と連絡をもらった時とても嬉しくて 今の息子はどんな色に心ときめくのだろうか、どんな色付けをするのだろうか、すこしキレイ好きな息子、絵の具を触ることは出来るのだろうか、感触をどのように捉えるのだろうか…。今日までずーっと考えていました! 実際には、最初透明の片栗粉を触った時は不思議な顔をしてすぐ拭きたがり「お、やっぱりか?」と思いましたが、 色が出てきた時のキラキラとした息子の顔を逃すことなく見られました! 最近色の名前を少し言えるようになってきた息子は「あお!」と声を上げました。 家でも青色が好きでお風呂でも青色のお魚でたくさん遊ぶのです! やっぱり青色が好きなのか〜! 息子が楽しそうな顔をしたところで私も楽しみたい!という気持ちになりました。 息子の青と私の黄色、合わせたらとてもキレイな緑が! そのあとも息子と一緒に模造紙にぐちゃ〜と絵の具をつけたり、手をぱちぱちしたら素敵な模様になったり、先生からの「やりたいことやってください!」で絵の具を手ですくってダンボールの的にむけてバチャ!としたり今回も最終的には息子そっちのけで楽しんでしまった母でした(笑) 帰り道では息子と一緒に色探しをしました! 帰って少し経ってから足に残った青色の絵の具を見た息子が「あお〜」と言っていて今日も楽しんでくれてありがとう、ママも楽しかったよ!とさっそく思い出を振り返り幸せな気持ちになりました(^^) ありがとうございました!