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このBLOGでは、木曜日の年少&2-3歳コースと

金曜日の2-3歳コースの様子を合わせてお伝えします♪

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今回の五感あそびのテーマは「あわ」。

 

「今日のクラスは何をするの~?」

教室に着いたと同時にそう聞いてくれた子がいました。

早速、準備していたクラス前のアクティビティを差し出しました。

 

自分が気に入った色のスポンジと輪ゴムを使って

マイスポンジ作り!

(「何しているんだろう?」と興味を持っていたようだったので

「おいで!」と伝えたら、子どもたちが集まりました。)

できたスポンジで早速、転がしたり、追いかけたり…。

枠にとらわれず、思い思いに遊んでいます。

  

年少さんは、「えんぴつミッション」にチャレンジ!

てんとう虫になりきって、

一番高いところから空に飛び立とう!

雲から雨を降らせよう!

季節のテーマに合わせてあそびながら

えんぴつをイメージ通りに動かす経験を積んでいます♪

 

それぞれ準備ができたら、

いつものように挨拶をしてクラススタートです!

 

▼毎回の「はーい」のお返事にも慣れてきています。

 笑顔で手を挙げられたね!

 

今回のふれあい遊びは「雨」をテーマに歌を歌ったり、身体を動かしたりしました。

ちょうど梅雨入りしたばかりのこの時期、

聞こえる雨音も、雷や虹との初めて出会いも

身に着ける雨具、アイテムも

子どもたちにとってはいつもとちょっと違うワクワクの一つ。

  

雨という言葉を聞いて

「目に入っちゃう!」とニコニコで目を手で隠している子もいましたね。

雨のイメージもその子それぞれだなと微笑ましく感じました。

  

今回もおやこの幸せなふれあいのシーンにたくさん出会いました。

   

▼家族同士のぎゅっと身を寄せたシーン。

 

▼それぞれ思いあって優しくぽつぽつと雨を降らせていました…♡

 

▼姉妹同士のこんなくっつきのシーンも♪

 

▼こちらも姉妹でゴロンとなってくっついています…♡

 

肌で安心を感じる子どもたち。

くっついたり、離れて自分を表現したり、またくっついたり。愛おしいですね。

  

雨の歌を歌いながら、傘になったり。

(年少さんはママにつかまりながらチャレンジ!)

みんなでカタツムリになったり。

(たまらなく可愛い…!!)

思い思いに体を動かして表現を楽しみました。

(ママのアレンジの激しめの横揺れ♡

この動きを楽しんでいて、心の扉を開くきっかけになっていましたね)

カエルになって、シフォン布をぴょんぴょんぴょん!

(小学生のお姉ちゃんが先導して見本になってくれました。

あえて下の子の挑戦を待ってくれるシーンもあったね。)

 

妹がチャレンジをするタイミングで、

先導したのはお姉ちゃん!かっこいい背中で導いてくれました。

このあと、手先でぐっと集中して五感あそびをしますが

その前に歌を歌ったり、身体を使ってなりきってみたり、チャレンジをしたり。

身体を使ってエネルギーを発散し、集中モードに入っていくための土台を整えていく大切なじかんです。

   

五感あそびに入る前に、あそびのグランドルールを確認。

それぞれが自由にやりたいように、を実現するため、

目の前のことに没頭していくために、大切にしていること3つです。

いよいよ、泡あそびがスタート!

2-3歳コースは泡を作るところからチャレンジしました。

用意したのは、クラスの始まる前に作ったスポンジ、固形石鹸、お水、だけ♪ 

  

どうやったら作れるかな。

おとなの本気や知恵が光ります。

 

おとなのやり方に目をやりながらも、

スポンジの長方形部分に石鹸を重ね、ゆっくりこすって、スポンジに石鹸をつけていく子も。

石鹸がしみ込んだスポンジを握ると、

手の中にたくさんの泡ができましたね。それをじっとを見つめていました。

もう一つの泡を作る方法にも挑戦しました。

粉状にした石鹸、そして泡だて器の登場です!

少しずつ水を入れていきます。

粉だった石鹸はパン粉の塊のようになったり…次第に形を変えていきました。

水をすべて入れてかき混ぜると、たくさんのプツプツの泡が出来上がりました。

  

▼「私も!」と泡だて器の混ぜる手の動きをマスターとしていた1歳さん。

道具を使いたいという意欲が沸き立った瞬間でした。

 

▼「私、泡を作る答え知ってるんだよな~」と言葉にしたあと、

あえて少量の水を入れることを試していたおとなの器。

結果、ドロドロの泡とふわふわの泡、

感触が全く違うものが出来上がりました。

氷山のような見た目の、ドロドロが入った器に食紅を次々に入れていく2歳さん。

「壁の色が美しい!」とおとなの歓声があがりました。

その後、混ぜることに夢中だったね。

 

▼こちらの2歳さんは1歳さんとパパがやっていたものを見て

「ジップロックに入れてみたい!」と意思表明!

渡してみると、ジップロックを片手に食紅を器用に入れ始めました。

 

ジップロックならではの泡×色の広がり方。

混ざり合う直前の美しい一瞬が描かれました。

 

▼おとなも自由な発想でやりたいように。

食紅で泡が入ったトレーに細かく描いて、素敵な模様が出来上がっていました。

 

▼石鹸に食紅をつけてトレーに線を引くと、虹のように。

「虹みたい」というおとなの感性と

「せんろだ」という2歳さんの感性が交差しました。

 

▼おとなのワクワクがここにも♪

パフェです。スポンジが氷のよう♡

この後、ふわっふわっの泡をパフェにかけて仕上げていましたね。

 

▼「くっついた!」の楽しいハプニングも。

 

泡で遊びつくした後の創作タイムは、バブルアートを行いました。

これもやり方に正解はありません。

 

ある子は、紙の上にスポイトで食紅を垂らし始めました。

その上にバブルを乗せていくと…

 

こんな風になりました。

「いぬみたい!」とママがいうと

「カメみたい!」と表現した2歳さん。

「確かにカメに見える!」とみんなで眺めました。

 

こちらは、スコップの中に泡を入れて、食紅をつけています。

スコップに泡がくっつくな、どうやったら紙に泡が乗せられるかなと…

試行錯誤していましたね。

 

▼「創作が楽しかった!」おとなもやりきりました♪

 

スポイトが出てきたとき、どう色を出したらいいか分からなかった子は、

クラスが終わるころにはスポイト遣いが上達していて色づくりに夢中になっていました。

 

泡をさわりたくないと言っていた子も

クラスが終わるころには

カップに泡を入れて「なっとうだ!」と教えてくれたり、

スプーンに泡を乗せてふ~っと吹いて泡を飛ばしたりしていました。

 

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年少コースで最初に渡したのは、

透明などろどろの液とストローです。

ストローの先は…「たこさん!」

そう、たこさんウィンナーのような形です。

液をつけてふうっとストローに息を吹きこんでみると…

シャボン玉が飛び出しました!

(※親子ごとの席で換気をして行いました)

今日は宙に飛ばすのではなくて、

色をつけて、紙の上に落としてみます。

 

みんなに3個ずつ容器を配るのも、

年少さんミッションとしてお願いしましたよ。

 

食紅液をスポイトで吸ってシャボン液に入れるのに挑戦!

液体の中にスポイトの先を入れて、

指先に力を入れてつぶしたあと、指を離す。

高度な手作業を、最初は手を添えて一緒に。

一回経験すると「こうかな」と確かめるように、

果敢に挑戦していましたね。

ふくらむかな?と集中して見つめながら、

そっと息を吹き込む。

シャボン玉がパチンと弾ける静かな音。

五感が研ぎ澄まされるひとときです。

 

小さな容器に入っている色付きシャボン液を

大きな容器に移します。

「紙にこぼしていい?」と目線で聞いてくる小学生のお姉ちゃん。

やってみよう!

混ざりきっていない紫が、紙の上に広がっていきます。

それを見て、年少さんも、同じようにしてみます。

それ面白そう!やってみたい!

の連鎖です。

 

大きな容器に移したのは、

あわあわボトルであそぶため♪

 

   

▼出てきたあわがシャボン液のあわとくっついている。

 ボトルをちょっと動かしながら、あわの動きをじっと見ます。

 

▼どれだけ高くできるかチャレンジ!

 泡がぺたーんと倒れるの、も楽しい♪

 

▼大人の本気!泡のタワーは大迫力。

 

▼ストローであわをつんつん、くるくる。

 つぶれたり、くっついたり、

 かすかな手応えとともに、

 目の前でどんどん変化していくね。

 

  

▼あ!ちっちゃなシャボン玉!

 

▼手ですくえたよ!お姉ちゃんからのシェア。

 

▼すくった泡を紙にのせたら…?

 実験→アートへ。

 

▼紙の上にこぼしたシャボン液でぶくぶくぶく…。

 こんなにひろがったよ!

 

今度は、固形石鹸を渡します。

さぁ、どうやったら泡が立つかな?

水、スポンジ、ネット。

ネットの中に石鹸を入れて、ごしごし!

幼稚園では、こうして手を洗っているそう。

日常とあそびがつながります。

 

石鹸と水、スポンジから生まれるあわ、

バットとあわ。

色んな手触りが楽しめるね。

 

石鹸とスポンジを手早く動かして、

ママのボウルの中はあっという間にもくもくのあわあわ!

手つきがプロです✨

それを見た年少さん。

自分のバットと交換〜😆

その泡に色をつけていくと…

 

 

混ぜるたびに色が変わっていくあわ。

白と黄色のマーブル模様が

卵料理みたい!

色づいたふわふわのあわも紙にのせてみたい、

ということで、やってみました!

 

乾くと白い粉状になり、レースのような模様に。

 

作品の模様、形、色の魅力はそれぞれ。

 

最後に、ふわふわのあわに秘密の粉をスプーンで加えて、泡立て器を使って混ぜてみます!

カシャカシャ…一生懸命混ぜると…

泡がしゃんと固く、きめ細かく変化していきます。
秘密の粉の正体は…砂糖。
水分を吸着して泡を変化させる不思議な現象です。

  

混ぜるたびに泡が消えては生まれ、

複雑に動くさまを

じーっと見つめていたね。

 

 

この白いふわふわのひとつひとつが、

さっき作ったシャボン玉のようなあわの集合体。

泡の感触、道具の手応え、音とともに、

ふしぎを感じていたのかな。

 

スポンジと石鹸の残りはお持ち帰り。

「帰ったらすぐお風呂に入ろ!」とのこと。

今日やってみたことを土台に、

今後のあそびがまた進化していくことでしょう。

 

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経験を通して、ものそのものに親しみ、理解を深めていく。

そして、自分なりの楽しみ方を会得していく子どもたち。

 

子どもたちが、自分で体を動かし、

五感と心で感じとっていく実体験の大切さを改めて感じる回でした。

 

これからも、

頭と心を刺激するたくさんの経験を子どもたちと積んでいきたいなと思っています。

 

次回もたくさん遊びましょう!

 

▼▼▼みんなの『感じたことキロク』▼▼▼

あわ遊びと聞いて最初は「なにをするのかな?」と子どもたちも私も不思議でしたが、いざやってみると想像よりすごかったです。(笑)あわでタワーを作ったり、食紅でカラフルにして色の変化や泡を見たりといろんな変化を楽しんでいました。経験後、しばらくお風呂タイムはあわ遊びタイムとなり、湯船に泡が入らないように必死になる私でした…。

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子供達も好きそうなテーマで私も昔沢山遊んだ素材なので楽しかったです。 まず泡を作ってみるところから。〇〇はチラッチラッと親がどうやってやるのかを盗み見てなるほどね!と真似っこしていました。自分の時間だけど、周りはどうするんだろう?と周りを見渡せる力があるようでした。 見てるものからヒントを得て、真似してみたり同じ事をしてみたり、遊びを通して視野が広がったように感じました。 時には自分のやりたい事に体と頭がついていかなくて、できない!やーだ!となっている時もありました。大丈夫?一回ぎゅーってする?と私からアピールしてみると、ママあっち行って!と言われ、少し不機嫌な時間を過ごすと自分で切り替えてまた違うものにリスタートをしていました。 私は自分の機嫌を自分で切り替える事が苦手なのですが、〇〇は自分の機嫌を自分で直すことが出来るので人としての強みだなぁと思います。 □□は触覚、味覚で泡を堪能したら今度は道具を使ってみていました。泡立て器はこうやるんだよなぁ〜と知っているかのように混ぜていて上手でした。〇〇や私が泡立て器を使っているのを足元でよく見る機会があるので自分の触れるチャンスがきて嬉しそうに存分に楽しんでいました。 □□は自分のペースを乱さず、自分の時間を過ごせるので〇〇と違った視点からの探究をしていたなぁと思います。