トルコの次はインド? | 花鞠文庫*

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心配性の私が、大好きなものや時について綴っている
ひとりごと感の強い備忘録です。
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蒼のマハラジャ 1 (ホーム社漫画文庫)/ホーム社




O女史にお借りして、「インド物」にはまりました。

ブリックスとか、すごいかけ算ができるとか、ガンジス河とかカレーとか、断片的で一面的で表層的な知識しかない私には目に鱗。(何しろ前知識は「マハラジャ」という単語のイメージだけですでにやばい。オリエンタルでバブリーで豪華絢爛贅沢三昧って感じだった・・・。)







『蒼のマハラジャ』は、第2次世界大戦中にイギリスの統治からのがれて、インドが独立していった時代を描いたフィクション。


インドは実は小さな王家が集まってできていた国で、その各々の王(マハラジャ)たちが、統一国家を作るためにどんなふうに生きてきたのか。その一片が垣間見える作品です。


インドってこんな歴史を持ってる国なんだって知って興味がわきました。

河童が覗いたインド (新潮文庫)/新潮社



『河童が覗いたインド』は、妹尾河童さんのインド旅行記。手書きの文章とイラストが精密というか細かく美しく、それだけですごい一冊。







絶対私には真似のできない好奇心で、どんどんインドに入って行ってしまう河童さんの行動力に脱帽。インドに行く前には必見かも。



でも、どんどん入っていっても河童さんの視点はあくまでも『観光客的』。









最後のアジアパー伝/講談社



そして、今までに自分が読んでいた鴨ちゃんと西原さん
のインドは、もっともっと現地的というか「ふらっと隣町に行った」的視点なので、その似てるようでかなり対照的な視点も面白いな~と思った。文章って、書いた人の感覚でこんなにも違んだな。


次のインド本ではきっとまた違うインドが描かれてると思う。読んでみたいなー。誰の何を読もう?ああきっとまたAmazonを検索してしまう・・・。(+_+)



どこの国もそうだけど、歴史って、文化って、結局人間。面白い。