母親の認知症について書いてあった


概して、

男性は、母親がそういう状態になるのが耐えられず

怒鳴り付けたり、管理して自分の言うことを聞かせようとする傾向にあるらしい

とのこと



道理で…


私が水頭症で苦しんでいたとき

息子っちは、毎朝のように何かしらの文句を言ってた


やれ、靴下がない、の

やれ、ヒートテックがない、の


実際、私が変なところに仕舞って忘れてたんだけど

その度に、怒って言い合いになってた


その反対に、ちびさんは

同じように、靴下とかなくても

私を責めたことは一度もない


「おかしいなぁ…」


って言うだけ


きっと、私が、どこかに仕舞い忘れてるのには気づいてただろうけど

息子っちのように怒鳴って罵声を浴びせたりはしなかった


けど、そんな息子っちも

辛かったんだろうなと思う一言がある


私が

「今までできてたことができなくなって、どれだけ辛いかわかるか?」

って言ったとき

「辛いのは自分だけだと思うなよ!」

って言ったことがある



あのときの息子っちも、きっと辛かったんだろうなと思う


今まで、ちゃんとできてた母親が

段々、壊れて行く姿を

毎朝、見せつけられてたんだから





出て行った朝も

多分、喧嘩してたと思う





もう、家には帰って来ないんだと思うと

最後くらい、笑って送り出したかったと思う




まぁ、時々は帰ってくるんだけどね😅