あなたは
さあ、行ってきなさい、
あなたなら大丈夫と
優しい顔で微笑んで立っていて
私はその大きい愛に包まれながら前へ進もうとしているね
何度も後ろを振り返っては
あなたの笑ってる顔が見えるから
一生懸命に涙を拭うのに精一杯なのです
ホントはずっと一緒にいたいし
甘えていたいのに
そうもいかないようだね
そろそろ行かなくちゃ
大切なものはちゃんと持たせてくれた
あれもこれも持って行きなさい、
いつか役に立つからと
目を背けてしまいたい現実も
それを乗り越えようとする私の背中をそっと一押し
そしてまた挫けそうになればまた一押し
あなたの横で笑っていられたことは
今でも大事に心の中に閉まっておいてる
後戻りはしない
ただ前に進むだけ
いつかもっと私が大人になったとき
またあの時のように少しだけ甘えてもいいですか
何言ってるの
私はいつだってそばにいるじゃないって
またいつもと変わらない笑顔が見えてくるようだよ
またあなたに会えてよかった
大好きだよ、お母さん。