*今の働き方のままでいいのだろうか* なぜ働いていると本が読めなくなるのか
なぜ働いていると本が読めなくなるのか三宅香帆さん著株式会社集英社2024年4月なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) [ 三宅 香帆 ]楽天市場 楽天市場で詳細を見る Amazon(アマゾン)で詳細を見る 本屋さんでこの本をよく見かけていました。また、著者の三宅香帆さんがテレビの報道番組に出演されていて、読んでみようと思いました。自分の働き方をもう一度考えるきっかけになる本です。そして、「読書をする」とは何を欲している行動なのか、どういう状況でできることなのか。スマホでSNSを見る時間はあるけど、本は読んでない。そういう状況、私はよくあります。本を読むって、ネットで検索するようにすぐに自分の欲しい答えが出てきたりしない。自分とは少し遠い世界のことが書かれていることもある。それを筆者はノイズと呼んで、ノイズを受け入れられなくなっているのだと言っていました。これは、本当に実感があります。なんでも「すぐ」を求めてしまう。「すぐ」できないと、時間の無駄だと思ってしまう。効率が悪いと思ってしまう。自分に我慢強さや一定の長さの集中力がなくなってきている。本を読んでいてもすぐ他のことが気になる。自分に近いものだけ、関係のあるものだけを効率よく得たいと思ってしまう。読書って、自分とは違う価値観や遠いものに触れて、自分の世界が広がっていくことが楽しさの一つですよね。この本の後半部で仕事以外、自分の近く以外のものを受け入れる余裕がなくなっている、そういう状態だと筆者は言っています。最終章は、全身全霊をやめませんか と題して、働き方について考えています。働き方って生き方そのものだと思っていて、この本を読んで、自分の生き方、毎日の送り方を考えました。そして、ちょっと気持ちが軽くなった気もします。仕事が順風満帆じゃない、このままでいいのか、そんなもやもやをちょっと軽い気持ちにさせてくれます。また読み返したい本です。