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昨日7月21日は

19歳だった父・坂本九が初めて「上を向いて歩こう」をステージ歌った日、つまりこの曲の誕生日でした。

 

1961年7月21日、東京・大手町にあった

サンケイホールで中村八大さんのリサイタルがあり

そこで初披露されたそうです。

 

先月天国に旅立たれた小林麻央さんのお誕生日は

「上を向いて歩こう」と同じ誕生日でいらっしゃった

ことを知りました。

なんだか、空を見上げたくなりました。

 

わたしも海老蔵さんや、麻央さんのブログを日々

拝見していましたのでそのご家族の愛に

どれだけ心動かされたか、日々を愛をもって

生きなければと思ったことかわかりません。

 

そして、お二人のお子さんの心を思うと

何もできないもどかしさにさいなまれます。

 

わたしも幼い時に突然大切な父を亡くすという経験をしました。

 

悲しみの数は人の数だけ。

だれかの悲しみをすべて理解してあげることも

それを消し去る魔法も残念ながらありません。

 

そして悲しみに終わりはありません。

 

なんだかこう書くと救いようのないことのように

思えますが、いまわたしは幸せに溢れていて

父が亡くなったあと、ずっと父の愛を感じながら

歩いていたこともまた真実です。

 

悲しみの大きさは親子の愛の証。

いまわたしは、無理に悲しみを克服しようとすることをやめ、

その悲しみと共に歩いています。

 

悲しみを消し去る魔法はないと書きましたが

人と人の心が集まると、魔法のようなことが

日々起こります。

わたしやわたしの家族もまた、たくさんの方の心に

触れて、支えられ生きてきました。

 

海老蔵さんのご家族や

大切な方を思って悲しみとともにある方の心が

少しでもあたたかくなりますように。

 

そしてこれからも

そんな心に寄り添えるような歌を、歌っていきたいと思います。

 

 

 

さようなら、あの日(hard times comes again no

 more)

日本語詞 大島花子

 

さようなら 涙 別れを言おう

そろそろ 歩き出そう

 

終わりない涙 ならば泣くよりも

あなたと 歩いてゆこう

 

これ以上 いらない もうもう つらいのは

この傷を抱いて 生きてゆく

この傷と歩いてゆこう

 

 

さようなら あの日 忘れさせてほしい

夢だったといってみて

さようなら あの日 消せないのならば

早く時間よ過ぎ去って

 

これ以上 やめよう もうなぜと 責めるのは

理由なんてない わからなくていい

だれのせいでも ないんだよ

 

さようなら あなた 明日を生きて行く

力をくれた人

さようなら あなた 空より果てなく

命を感じている

 

これ以上いらない もう もう 悲しみは

希望をだれかに 手渡しできる日

信じて歩いて行こう