土曜日のライブの興奮冷めやらぬ日曜朝
釜石へと電車を乗り継ぎ向かいました。
新花巻から釜石線に乗り換えてすぐ、東京でも揺れのあった
あの地震が。（趣ある釜石線！）
すぐに電車は止まり、安全確認。
一度再開したものの、津波による避難勧告が出たためまた
停車。
再開の目処たたず下車し、車で会場に向かうことに。
ライブ会場であった鈴子広場は安全とのことで
予定通りまずはミニライブを。
朝早くから、酷暑の中（東京より暑い３６度でした*_*）
たくさんの方がわたしたちのコンサートを楽しみに待っていて
くださったとのこと。
家を流された方、家族を失った方、それぞれに地震との
戦いだったであろうこの４ヶ月をどうすごされてたのかと
想っても到底想像できませんが、「前向きにがんばるの！」との
ことばに逆にはっとされたり、、
ライブ途中、「ハグ」をたくさんしたり。
そうそう、ふれあうことってほんとうに大切。
きっと釜石のみなさんはそれを誰よりも知っている
気がしました。
わたしたち家族にとっても特別な思い入れのある曲
「心の瞳」のテーマは絆。
家族の絆、友人との絆、様々な絆はあるけれど
たとえ離れていても、しっかりと結ばれているはず。
そんなメッセージが届くように想いをこめて歌いました。
最後はパパ、坂本九の声も入った音源を流して
みんなで上を向いて歩こうの大合唱。
暑い中のご来場ほんとうにありがとうございました！
さて、ライブのあとはお楽しみのバーベキュー（＝BBQ=
BB9）。今回もたくさん焼いてまいりました！
その前にすてきなゲスト！
釜石シーウェイブスの選手による
ニュージーランドのマオリ族の「ハカ」
パワーもらって(*゜▽゜ノノ゛☆
ニュージーランドの牧草牛２００キロ８００食！
朝ご飯をがまんして三回並んでくれた１０歳の男の子！
（大きくなってね！）
体が弱って６キロやせてしまったというお母さん。
家を流され、２０日間でおにぎり一つしかもらえなかったという
親子さん。
それぞれにきっと様々な時間を過ごされた方々が
笑顔で元気つけなきゃ！と食べてくださりました^_^
一見ほんとうにのどかなバーベキュー。
大変なときこそ明るく。とは海の町の気質だとか。
すてきな笑顔に出会えた日曜日でした。
が、やはり少しいけば津波被害の傷跡はまだまだ。
写真をとるのも憚られる景色が延々と続く沿岸部でした。
テレビでみた風景と、穏やかな空気と、土ぼこりの臭い
異様な数のハエ。
ただただ、日々の感謝して命を輝かせねば。
としか言えません。
そして、一日も早い安心できる暮らしがすべての人の手に
入るように。当たり前の幸せをかみしめられる日がやってきますように。
願ってやみません。
津波の避難で会場に来られなかったとのコメントも
いただいていて、残念でなりません。
またきっと！もっと良い状況になっている（と信じています。絶対に）
釜石への再訪をたのしみにしています！！
