◇4月21日(日)後楽園ホール 11時半
「ボリショイ引退興行~ありがとう!」
※オフィシャル記者寄稿

1)ボリショイキッド引退記念・豪華すぎるバトルロイヤル 時間無制限1本勝負
参加選手:ボリショイキッド、ジャガー横田(ディアナ)、神取忍(LLPW-X)、堀田祐美子、井上京子(ディアナ)、さくらえみ(我闘雲舞)、中島安里紗(SEAdLINNNG)、桜花由美(WAVE)、真琴、元祖ウエスタン・ボリショイ、萌え萌えボリショイ(春日萌花の化身)、安納サオリ(Beginning)、アイガー(LLPW-X)、橋本千紘(センダイガールズ)、ジュリア(アイスリボン)

 PURE-Jとなって6回目の後楽園ホールはボリショイの引退記念大会として開催される。オープニングマッチはボリショイキッドの引退試合として、15選手が一堂に会するバトルロイヤル。大御所のジャガー横田、神取忍、堀田祐美子、井上京子に加え、これまで闘いを繰り広げてきた中島安里紗やさくらえみなど、この試合だけでも1つの大会が開催できるほどの超豪華メンバーが集結することになった。果たしてキッドは有終の美を飾ることができるのか?


2)ピュアバトル 6人タッグマッチ 20分1本勝負
KAZUKI&ライディーン鋼&AKARI vs 勝愛実&藤ヶ崎矢子&マリ卍 

PURE-Jが強いこだわりを持つ所属選手同士による『ピュアバトル』。明るく激しく卓越した攻防にはJWP時代から定評があるが、純血の6人タッグマッチが後楽園ホールで行なわれることは珍しい。勝愛実はこの試合に向けて「JWPからの伝統に新しい風も加わって、今の新しいPURE-Jを感じて頂きたいです。今できる最大限の闘いを、個人個人の感情があふれる試合をしたいと思います」とコメント。デビュー1周年を迎えたマリ卍、前週の板橋大会でデビューしたばかりのAKARIも加わり、今後のPURE-Jを占うフレッシュな闘いに期待したい。


3)PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
【王者】Leon     vs     中森華子【挑戦者】

 3・31名古屋大会でコマンドボリショイを破り新王者となったLeonに、PURE-Jの顔を自認・公言する中森華子が挑戦する無差別級タイトルマッチ。両者のシングルマッチは2017年1月以来で、その時は中森の持つベルトにLeonが挑戦し中森が勝利している。ボリショイのいないPURE-Jのリングをトップとして牽引していくのは、キャリア20年目に突入したLeonか? それともJWPからPURE-Jへとチャンピオンの歴史をつなぎ長期政権を築いた前王者・中森か? 至高の闘いで魅せることが最低条件の“決闘”となる。


4)コマンド ボリショイ引退試合 3番勝負
▼シングルマッチ 5分1本勝負
コマンド ボリショイ vs 尾崎魔弓(OZアカデミー)
▼シングルマッチ 5分1本勝負
コマンド ボリショイ vs 米山香織
▼シングルマッチ 5分1本勝負
コマンド ボリショイ vs Leon又は中森華子
※同日に行われるPURE-J認定無差別級選手権勝者


 ジャパン女子でデビューし小さな体で30年もの長きに渡って闘い続けてきたコマンドボリショイが、この試合を以ってついに引退する。最後の相手を1人に絞れなかったボリショイは3人と闘うことを決意。まずは同じくジャパン女子出身の先輩選手であり、宿敵と定めていた尾崎魔弓。3・17新宿FACE大会ではボリショイキッドとして闘ったが、今回はコマンドとして勝負を挑む。2人目は愛弟子の1人である米山香織。2011年には同じ後楽園で米山の引退撤回騒動があり、その後は別の道を進むことになった2人だが、ボリショイは米山に自身を見送る役目を託した。そして最後の相手を務めるのは「PURE-J認定無差別級王者」。Leonか中森華子のいずれかとなる。進化し続けることを目標に掲げ、それを体現してきたボリショイは1番強い選手との真っ向勝負を選んだ。最後の雄姿を目に焼きつけなければならない。