◇12月9日(日)後楽園ホール 11時45分
「PURE-J CLIMAX2018」の見どころ。
※オフィシャル記者寄稿

1)マリ卍のマジ卍な挑戦 シングルマッチ 20分1本勝負
マリ卍 vs さくらえみ(我闘雲舞)
 2018年のPURE-Jを締めくくるビッグマッチ。オープニングではマリ卍がさくらえみと対戦する。デビュー8ヶ月となるマリ卍は「初対戦ですが、さくら選手の持つ空気感や雰囲気に流されず自分らしく闘いたいです。とにかくこの後楽園ホールで初勝利をつかみたいと思っていますので全力で挑みます」と意気込み。コマンドボリショイの引退ロードに名乗りをあげたマリだが、難敵・さくらをあわてさせるようなファイトを見せることができるか?
 

2)美人十色 タッグマッチ 20分1本勝負
藤ヶ崎矢子&本間多恵(Beginning)vs木村花(WRESTLE-1)&清水ひかり(Beginning)
 藤ヶ崎矢子が本間多恵とタッグを結成。対戦相手はPURE-Jになってからは初参戦となる木村花、パートナーは清水ひかりが務める。藤ヶ崎と木村は同い年だが、キャリアは藤ヶ崎が3年上。しかしWRESTLE-1に所属しメキシコ遠征も経験するなど、独自路線で存在感を放つ木村の攻略は容易ではないだろう。アクトレスガールズの本間と清水も成長著しく、その評価を高めている。この中で唯一のPURE-J所属となる藤ヶ崎は、その底力を発揮して勝利しなければならない。


3)Beast vs Venus シングルマッチ 20分1本勝負
Leon vs 春日萌花
 PURE-Jにレギュラー参戦し「中心になる」と宣言した春日萌花。タッグ王座への挑戦権をかけたリーグ戦では勝ち抜くことはできなかったものの、Leonは前週の板橋大会で「1番ベルトへの想いが伝わってきた」と高評価を与え、今回の対戦相手として指名した。「同じものは見せませんよ?」と受けて立った春日。Leonは「2ヶ月半前にシングルで対戦したけど、タッグリーグを通してベルトへの想いと覚悟がすごく伝わってきたので、また前回とは違った闘いになると思うので楽しみですね!」とコメントしている。


4)デイリースポーツ認定女子タッグ王座・次期挑戦者決定戦 無制限3本勝負
KAZUKI &ライディーン鋼 vs 勝愛実&沙紀(Beginning)
 『P-Ray-L』コマンドボリショイ&Leonが長期に渡って保持し続けるデイリースポーツ認定女子タッグ王座。リーグ戦を勝ち抜いて挑戦者決定戦に進出したのは『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼、『カワイルド☆ビクトリアズ』勝愛実&沙紀の2チームとなった。リーグ戦では20分ドローだった両チームの対戦だが、今回は時間無制限3本勝負での決着戦。『P-Ray-L』の無敵の牙城に迫るのは果たして、どちらになるのか!?


5)コマンドボリショイ引退ロード スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負
コマンドボリショイ&ジャガー横田(ディアナ) vs 倉垣翼&米山香織

 
8月の後楽園大会において来年4月の引退を発表したコマンドボリショイは、今大会でちょうど折り返し地点に到達。現役最年長のジャガー横田とのタッグで、JWP時代に長らく一緒に過ごした倉垣翼&米山香織と対戦する。ボリショイは「15年前にJWPが選手会体制になった頃のメンバーでのタッグマッチ。再興を誓い切磋琢磨した日々は、かけがえのない私の歴史。大きな感謝の気持ちを胸に闘います!」と意気込み。女子プロレス史の中のメモリアルマッチとして、ぜひ目に焼きつけたい一戦だ。


6)PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
<王者>中森華子 vs <挑戦者>中島安里紗(SEAdLINNNG)

 メインイベントは中森華子の持つPURE-J認定無差別級王座に、SEAdLINNNGの中島安里紗が挑戦するタイトルマッチ。1ヶ月前、SEAdLINNNGの初代王者を決めるトーナメントでは準決勝で対戦しており中島が勝利。すぐさま中森がリベンジマッチを要求して今大会での再戦が決定したのだった。中島について「絶対に負けたくない選手、決して負けてはならない選手」と話す中森。JWP末期の絶対的な無差別級チャンピオンだった中島と、JWPの最後とPURE-Jの初代チャンピオンとなった中森の、雌雄を決する時が来た!