9月9日(日)東京芸術センター ホワイトスタジオ 17時
「Chase the Chance vol.2」の見どころです。
※オフィシャル記者寄稿

▼シングルマッチ 15分1本勝負
マリ卍 vs 有田ひめか



半年ぶり2回目となる北千住・東京芸術センター大会。マリ卍はアクトレスガールズ・有田ひめかとの大型新人対決に臨む。マリは「1回タッグで組んだことはありまして、自分が望んだカードだったんですね。先輩ですけど4~5ヶ月しか違わない部分で、今まで闘った選手の中で1番チャンスだと思ってます」とコメント。果たして待望の初勝利なるか?

▼故・亜利弥さん追悼 シングルマッチ 15分1本勝負

KAZUKI vs 藪下めぐみ


乳がんを患いながらも闘い続け、昨年4月に21年の現役生活をまっとうした亜利弥’さんが8月27日に逝去。吉本女子プロレスで生まれ育った1年後輩のKAZUKIと藪下めぐみが、久しぶりのシングル対決で追悼試合を行なうことになった。これからもプロレスを続けていく2人が、亜利弥’さんの分まで闘っていく決意や覚悟をリング上で示す一戦となる。

▼ボリショイ引退ロードvol.2
故・Rayさん追悼 タッグマッチ 15分1本勝負
コマンドボリショイ&Leon vs 真琴&里歩(我闘雲舞)


悪性脳腫瘍のため2年近く治療を続けてきたマスクウーマンのRayさんだが、復帰の夢は叶わず8月30日に逝去。JWP時代にRayさんと関わりの深かった『P-Ray-L』(プレイエル)コマンドボリショイ&Leon、さくらえみの門下生としてRayさんと同門にあたる真琴&里歩。4人がRayさんへの想いを馳せながら対峙する。PURE-J初参戦の里歩についてボリショイは「小学生レスラーの頃から里歩選手の試合を見ていて、会うたびに背比べをしていました! 実は対戦したいと思っていたけどなかなか叶わず、Ray選手がつないでくれた初対決。とても楽しみです」とコメントした。

▼ピュアバトル シングルマッチ 20分1本勝負
勝愛実 vs 藤ヶ崎矢子


セミファイナルはPURE-J純血対決。8・11後楽園で中森の持つ無差別級王座の奪取を果たせなかった勝愛実、鋼との次期挑戦者決定戦に敗れた藤ヶ崎矢子の対戦となるが、両者ともここで失速するわけにはいかない。勝は「この試合がなぜセミファイナルに組み込まれたのかをしっかりと捉えた上で、まだ誰もが見たことのないいような藤ヶ崎矢子でぶつかってきて欲しいと思います。そして自分もJヤングの先頭に立つ者としてまだまだ1歩も引くわけにはいかないですし、さらにトップギアな勝愛実でこの闘いに挑みます」と、ここからの逆襲を目論んでいる。

▼PURE-J認定無差別級選手権  30分1本勝負
〈王者〉中森華子vsライディーン鋼〈挑戦者〉
※王者は4度目の防衛戦


8・11後楽園で勝を破りV3を果たした中森華子に、8・19板橋で藤ヶ崎を破り挑戦権を獲得したライディーン鋼が挑む一戦。これまで覚醒を求められながらもなかなか周囲の期待に応えられなかった鋼だが、ここ最近はすっかり頼もしくなり、後楽園ではセンダイガールズ王者の橋本千紘との真っ向勝負で会場を沸かせたのは記憶に新しい。この勢いのまま中森に風穴を空けることができるか? 一方、充実のチャンピオンロードを歩む中森はシードリングの初代シングル王者を争うトーナメントに名乗りを上げたばかりで、ここでベルトを手放すわけにはいかない。激戦となることは必至だ。